最初は肩の力を抜くことです

川崎 ノブアキ

心理トレーナーの川崎です。

ご相談ありがとうございます。

漫画家になりたい夢があったのに、
現在は目指す方向を迷われているのですね。
好きなイラストを高める為に学校に通ったにもかかわらず
中退したあとは、
お母様との約束を守り就職したようですね。
そのときの決断、どこか心に突き刺さるように感じました。

中退しても独学で夢を叶えていこうとする気持ち
とても素敵だと思いますよ。

ところが描きたいと思う気持ちと
何もしていない自分
それでいて働かなければいけない自分
独りだから、色々な気持ちと向き合っているようですね。

私は雪乃さんの文を拝見して
夢を目指すのに、こんな状態でいけない！！と
自分を責めているように感じました。
お願いですから自分を責めないでください。
そして焦らないで！！という言葉を伝えたくなりました。

モチベーションをあげたり集中力を高めたいとのことですが
私の中で疑問が浮かんできました。
漫画家の世界は全く分からないのですが、
モチベーションをあげたり集中力を保ったとして
そこで得られる成果ってなんなんでしょう？？

例えば、受験勉強って
ある意味ロボットのように問題を解き続けると結果に繋がります。
漫画家の道って描き続ければいいのでしょうか？

私は夢の為に無理して作り出さなければいけないモチベーションは
嘘だと思っています。
本当に好きなことなら、なにも考えずに描いているというように
続けられるのだと思います。

それが出来なくなるということは
なんらか苦手だと思う心のストッパーが存在するんだと思いますよ。

雪乃さんが何に対して苦手だと思っているのか。
そのストッパー君と向き合い、
どうしていくのか対話して欲しいと思います。

対話し、乗り越えていくのか、保留にするのか、それ以外なのか
選択して欲しいと思います。
苦手の正体が分からないからモヤモヤするだけで
正体が分かれば、行動に移ると思いますよ。

また別の視点からですが、
私はどんなことでも夢に向かう手段だと思っています。

今の仕事をしながらも
本当に漫画をしたいなら
漫画に繋がるアイデアやその他に繋がるものを発見できると思っています。
全く別物だと切り離さないで、日々の作業にしても
人間観察にしても、あなたの心に浮かんだ気持ちでも
全てこれからの漫画家に向けて全て意味のある出来事だと思っています。

どこかで仕事が辛く逃げているから
諦めきれない夢に対しての思いが強くなるのだと思いますし
その夢への思いが強いからこそ、
行動できていない自分を責めるような気がします。

物事には、タイミングというものがあります。
諦めないことは大切ですが、待っていても前には進みません。

何かしらの行動を起こさないといけないのですが、
大きな目標をだすと、失敗してしまうかもしれないと思いより動けなくなるので
細かく行動を細分化してみてくださいね。

細分化してみると、先ほど書いたように日常生活の意識を変えるだけでも
充分行動していることだと気づくと思いますよ。

たくさんやることがあるのなら
一番ストレスがなく、いまこの瞬間からでも始められることをしてください。
漫画家イコール何かを書かなければいけないではなく
全ての行動、意識が夢に繋がっていると信じていれば
日常生活全て漫画家に向かってのトレーニングではないでしょうか？

まずは肩の力を抜いて楽しく生きてくださいね。

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回答日時：2011年10月10日(月) 00:45 JST

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