虐待のかわりに

メンタルセラピスト／コーチ 椎原 澄

かよさん　返信が遅くなりました。椎原　澄です。
娘さんへのご自分の態度、気付いているのに止められない、というお悩みですね？
大丈夫。やめられます。そのためにはまず、自分自身の不安や恐怖をみつめてみましょうね。ご自身で書いていらっしゃいますね「このままいくともっとひどくなってしまいそうで怖いです。」と。
そして「自分の子供だからというよりは、自分の怒りの感情をぶつけられる人は弱い子供しかいないからという気がしてなりません。」という自己分析も書いていらっしゃいます。「わかる」ことと「できる」ことの差を埋める方法を見つければいいだけですよね？
「言葉の虐待になってしまっていると思います。」ということは、手をあげたりの体罰はしていないということですよね？
かよさん、「世代間連鎖」という言葉が独り歩きしています。ご同居のお母さまとの確執にも触れていらっしゃいますが、人は自分がされたようにしてしまうと言う恐怖はありませんか？
そんなことは無いのです。他者は変えられなくても、「自分自身は気付けば変え放題」なのです。世代間連鎖などと言う「負の連想」を乗り越えて、自分から変えることができた人は沢山います。かよさんもそのひとりになって下さいね。
「身体に触れていない」ということは、私は逆の意味で大きなヒントだと思いました。
感情が不安になった時、一度思いっきり娘さんを抱きしめさせて貰ったらどうでしょう？最初はびっくりされてしまうかもしれませんが、「抱きしめさせて」と小さな声で言って抱きしめてみて下さい。そうしたら、怒りの感情からでは無い言葉が溢れてくるかもしれませんし、何も言葉が出てこなくてもいいのです。
これはひとつのアイデアに過ぎません。これ以外にも、貴女が娘さんを「愛おしい」と思う気持ちの表現方法を探して下さい。それから、貴女が娘さんの年頃だった頃に、「本当はお母さんにそうして欲しかったこと」を思い出したら、それを娘さんに「してあげる」のはいかがでしょうか？愛おしいと思う気持ちをどうか言葉や態度で、示してあげて下さいね。自分がそうして欲しかったように。

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回答日時：2011年10月20日(木) 06:20 JST

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