ある程度の覚悟は必要です

中島　孝一

相談者様

はじめまして、相談文拝見しました。色々ご苦労されて大変かと思います。

あくまでも私見ですが、ご病気のことを考えると正直なところ
ご長男が経営をしていくのは無理だと思います。
それは飲食店の経営をされていて経営の厳しさを肌身で
感じている相談者様が一番わかっているのではないでしょうか。

あとお父様はご長男に対してどのように思われているのでしょうか。
ご長男に経営を任せても良いと仰っているのですか？
相談文からはその点が見えないのですが、後々のことを考え
もし聞いていないなら、まずはお父様のお気持ちを伺ってください。

お父様が相談者様に経営を任せると思っているのであれば
それをお父様からご長男に丁寧にその旨を伝えたらいいでしょう。
ご長男は病気のこともあるので、暫くは自宅療養でもして頂いて
落ち着いたら相談者様のフォローする立場に回る、この形がトラブルもなく
綺麗に落ち着くのではないでしょうか。


現在経営されている飲食店についてですが、6年経営しても赤字続きで
あるならばこれ以上存続させても厳しいと思います。また精肉店が
飲食店を吸収してそのまま飲食店を存続させた場合、精肉店の
利益を圧迫することは経営道義（企業倫理）上良くありません。
せめて利益トントンであれば、また近い将来黒字になる見込みがあるなら
存続させる意味があるのでしょうけど・・・

いくら借り入れがあるのか借入先がどこなのか（銀行なのかノンバンクなのか）
わからないのでハッキリとしたことは申し上げにくいですが、お父様と相談して
もし一括返済できる金額であるなら、精算してもらい飲食店は畳んだほうが
結果的にはお父様にも迷惑はかからないし、相談者様も精肉店の経営に
専念できるしいいと私は思います。
お店に思い入れあると思いますのでそう簡単には行動できない
かもしれませんが、よくよくお考え下さい。

飲食店を吸収合併して飲食店は税務署に休業手続。
金融機関にはその手続きと、借入金一括精算不可の場合、
月の支払額が多いのであれば月々額の減額
（月々の支払回数を増やす）程度であれば金融機関は相談に乗ってくれますよ。

どうもとりとめのない文章になってしまいましたが結論を申し上げますと
ご長男には経営権を握らせない
それをお父様から伝える（相談者様から伝えると角が立つ）
今ある飲食店は先が見えないなら休業（できたら廃業）する。
借入金は一括精算して廃業、無理ならば飲食店は休業という形を
とり、金融機関と相談。

少しは相談者様のお役に立てましたでしょうか。
相談文ではここまでしかお答えすることは出来ませんが
もし相談者様が大阪近郊にお住まいであれば、いつでも
当事務所へお越しください。

いつでもご相談に応じます（初回は無料で結構です）

大阪市北区中津1-18-18　若杉ビル4階
中島社会保険労務事務所
社会保険労務士　中島孝一
電話　06-6373-2303
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回答日時：2011年10月17日(月) 18:35 JST

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