後悔しないための決断

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

再度のご相談ありがとうございます。

私の仲間にもメールカウンセリングで相談してくださっているのですね。
対面カウンセリングでも話していただけたようで、少し安心しました。
同じ敬愛カウンセラー学院の中でも、クライエントさん（相談者さん）の情報を共有する事はしません。
ですので、捺さんがどのカウンセラーにどのような話をされたか全く知りませんし、カウンセラーからどのようなお話をしたのかも分かりません。
ですので、私は捺さんから頂いたメールの文面のみを参考とさせていただくことをご了承ください。

今回は、仕事を続けるべきか辞めるべきか、というご相談ですね。
２つの間で迷うのは辛いですね。
どちらをとっても後悔しそうで怖いですし。。。

迷った時には、私はまず２つのデメリットを比較します。
今回のケースでは、仕事を続けた時のデメリット、辞めたときのデメリットですね。
頭の中で考えているだけではまとまらないし、堂々巡りのようになってしまいがちなので、紙に書き出します。
色んな面があると思います。
なるべく沢山書き出して比較してみてください。

それでも決心がつかない時は、決断をした後の自分を想像します。
こちらの道に進んだ自分と、もう１つの道に進んだ自分、どちらがキラキラとしていられるか、を考えてみます。

いかがでしょうか？

「頼ってしまい、本当にごめんなさい」と書いてくださいましたね。
私が「こっちがいいですよ」とお伝えしたとしても、やはり悩まれるでしょうし、私の言うとおりの道を選ばれたとしても、その後で後悔される事もあるでしょう。
冷たいようですが、最終的に決断するのは捺さんでしかないと思います。
自分で決めるからこそ、言葉は悪いですが誰のせいにもできないし、自分の決めた事が良い選択だと思えるような行動が、後々できると思うのです。

ただ私の方からお伝えしたいのは、
ご自分の「こうしなければならない」という考えに従うと、ますます自分を縛り付けることになるという事と、
ご自分の身体にも意見を聞いてみてもらいたいという事です。
「悲しいことなんて何もなかったのにいきなり泣き出してしまいました」という状態が私は気になります。
そして、どちらかに決めたら、ふりかえらずに、その決断が良かったんだと思えるように進んでください。

捺さんの周りにはお話を聞いてくれる方たちがいっぱいいらっしゃるとの事。
ご家族、彼氏さん、職安の方、対面カウンセラー…
なるべく周りの人といっぱい話をして、自分の中に抱えた気持ちをいっぱいいっぱい吐き出してみてください。
そうすれば道は見えてくるのではないでしょうか？

捺さんが後悔のない決断ができることを祈っています

回答日時：2011年10月26日(水) 16:50 JST

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