事前に準備して言葉に出して練習をして、本番に挑みましょう

村上 彩子

こんにちは、心理カウンセラーの村上彩子です。
ご相談内容を拝読致しました。

あなた自身の「核」となる部分が揺れるとどうしても涙が出てしまい、悩んでいらっしゃるのですね。なぜ涙が出てしまうのかわからないと自分でも戸惑ってしまいますし、人と話をするのに勇気が必要になりますよね。

私自身も小さい頃からとてもとても泣き虫でした。「指が長いね」「背が高いね」そう言われるだけで泣いていたこともあるようです。また、大人になってからは少しでも感動するようなことがあると涙が出てしまいましたし、悔しいと感じると半日涙が止まらないこともありました。
なので、ご相談者様のお気持ち、とてもよくわかります。

泣き虫の私からすると、泣くことは悪いことではないと思っています。涙と共に気持ちが強くなることもありますし、記憶に残ることもあります。ただ、めったに泣かない人からすると理解してもらえず、イライラされることも事実です。ですから、対策や訓練は必要だと私は思っています。

涙がでるのは言葉と気持ちが結びついた時ではありませんか。感情が高ぶって涙が出てくるのだと思いますが、いかがでしょうか。だとしたら、涙を流さずに済む方法は伝える言葉になるべく感情を乗せないことです。
例えば、アルバイトを止めることを店長さんにお話することが事前にわかっているのであれば、どう伝えるのか、ということを事前に準備して言葉に出して練習をして、本番に挑みましょう。

感情で話すのではなく、いかにロジカルに話すか、ということに集中をして話すようになると少しずつ鍛えられるようになると思います。

涙がすぐに出てしまう、というのは感情が多感であることの裏返しだと私は思っています。ですから、泣くことを悪いことと捉えず、感情に触れる出来事があったときにはちゃんと泣き、泣くような場面ではないと自分で思うときにはロジカルに話すように訓練をしていきましょう。

同じ泣き虫である先輩としてのアドバイスになってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。

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回答日時：2011年12月 1日(木) 16:31 JST

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