答えたくない事を質問されたら

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

きなこさん、ご相談ありがとうございます。
答えたくない事を聞かれること、ありますよね。
答えたくないけど「何でそんな事聞くんですか？」とか「お答えしたくありません」と言うと人間関係を損ねそうだし、悩みますよね。

きなこさんに聞いてくる方は、既に知っているのに聞いてくるという事なのでしょうか？
その方は、知っていても自分で確かめたいのか、よく知らないから詳しく知りたいのか、その事を話題にしたいのか、どれなのでしょう？
そのどれであっても、きなこさんはお答えする必要はないと思います。
だって、その人はもう知ってるはずなんですから。

１つの提案としてですが、
「ご心配してくださってありがとうございます」と、にっこり笑って(ポイント！)返すのはどうでしょう？
それだけでいいと思います。
相手は肩すかしにあった気になりますから、それ以上突っ込んでこないでしょう。
それでも何か言いたそうにしていたら「お宅のお子さんはお元気ですか？」と質問返ししてみるのもいいかも。
こちらに子供の事を聞いてくる人になら、子供の話題はOKでしょう。
自分が触れて欲しくない事は話題にしませんからね。
もしかしたら、自分の子供の事を聞いて欲しくて、話したくて、きなこさんに質問してきたのかもしれません。
答えるとき困った顔をしたら、言葉は悪いですが「相手の思うつぼ」になりそうです。
そうすると、どんどん突っ込んできますので、注意してくださいね。

人間関係ってスキルが必要な場面が多いと私は思います。
自分の感情に素直になる事も大切でしょうけれど、後々自分が幸せになる為に、ちょっと考えたり、ちょっとスキルを使うのは必要かもしれません。

どう答えたらよいのか、真面目に考えるきなこさんは素敵な方だと思います。
きなこさんの新しい年が良い年でありますように。

回答日時：2011年12月19日(月) 20:45 JST

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