相談&回答 |
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回答プロ: 松下 豊太郎
ご相談者:40代/女性
年末の忙しいこの時期に・・・
一年を締めくくる大切なこの時期に・・・
義父の借金問題が発覚しました。
「法律が変わってお金が借りられなくなった。お前の名前でお金を借りてくれ。」
と言って息子に相談に来た70歳前の義父。
私は銀行に行って相談をしてみましたが
法律云々 言う前に、お金なんてそう簡単に借りられない世の中。
義父に詳しく話を聞いてみると、ビジネスローンのようなものでお金を借りているとのこと。
無担保で保証人もいらない。どれだけ借り入れたのかも不明。
毎月4万円を超える返済額ですが、元金よりも利息(14.5%)の方が多く、返済期限は無期限だと言うのです。
70歳前の年金暮らしの義父には「ええ格好」をする癖があり、他にも高額な物を購入して
支払いが滞っているものもあります。
保険料とその高額商品の支払いと借金。
年金だけではどうすることもできなくなり、息子に相談してきたようです。
無担保、保証人無し、返済期限無期限なので金利が高額なのも仕方ないのかもしれないし、
そんな所で考えも無しにお金を借りた義父も悪いのですが
金融や法律のことが全くわからないのでどうしようかと頭をかかえています。
義父は「正規のローン会社や」とか言っていますが・・・
このような借金でも近隣の弁護士さんに相談すれば、今よくテレビなどで言っている「払い過ぎた利息が返って来ると」か「ちゃんと払っていけるようにしてもらえる」とかの対象になるのでしょうか?
教えてください。お願いします。
40代/女性 | 日付:2011年12月27日(火) 13:45 JST | 閲覧件数: 3,082
まず、冷静に事実確認をしましょう。
(1)確認方法・相談方法
1.ローンカード、契約書、請求書など借入先や内容がかるものがあるはずです。
2.義父の言葉ではなく「確認資料」となるもので事実確認をしてください。
次に、「確認資料」を持参し、相談しましょう
相談者さんが、確認資料を持ち、義父の相談に付き添うといった事が良いでしょう。
(2)相談受付窓口
法律相談の主な窓口につぎのようなところがあります。
法テラス・京都:http://www.houterasu.or.jp/kyoto/ 電話 0503383-5433
京都弁護士会(府内各地の相談センター):http://www.kyotoben.or.jp/soudantop.cfm
京都司法書士会(総合相談センター)http://www.siho-syosi.jp/soudan/center.htm
ご注意:金銭的な支援はせず、あくまで本人が対処するのを支援するというのがこのようなケースの鉄則です。
年末年始休業となるところが多いです。相談前に、貸し手から請求があれば「弁護士に相談中です。」と回答し、「いつまでに払う」といった返答はしないのがよいでしょう。
スムースに問題解消できますよう願っています。
回答日時:2011年12月27日(火) 14:54 JST
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早々にご返答頂き、ありがとうございました。
色々調べていく中で利息制限法の上限金利が15~20%だと知り、14.5%なら不法では無いのだし・・・
相談に行ってもどうにもならないのではないか・・・と思っていました。
相談に行ってもよい内容であることがわかっただけでも、気が楽になりました。
こういう問題は近年、多くあることだと思っていますが、まさか自分の身内に起こるとは・・・。
年末なので焦ってもどうにもなりませんが、年明けには頑張ろうと思います。
先生に背中を押して頂きました。
本当にありがとうございました。
| 40代/女性 | コメント投稿日:2011-12-27 |