離婚の方向性かもしれない案件です。離婚条件を有利にしていきましょう。

中野 浩太郎

初めまして、夫婦・男女問題法務手続専門の行政書士の中野でございます。

お話から、お子様のために離婚を避けたいとのことですが
やはり夫婦の問題であり、お子様は両親がいるから幸せと言うことではなく
親が幸せでないのにお子様だけが幸せと言うことではありません。
ご相談者様が、精神的にお辛いなら離婚もやむを得ないかもしれませんね。
また、DVのような結果になっていますが
その原因は奥様にもあったのではないですか
例えば、モラルハラスメントがあれば、それは言葉のDVとも言われます。
一方的に責められることはないかもしれませんよ。
また、その事件も１年も前のことですよね。

奥様が離婚を希望されているのであれば
ある意味、離婚を承諾することをカードに
ご相談者様に有利に離婚条件を進める手もあると思います。

まずは、市役所にすぐにでも行かれて
「離婚の不受理の届」を提出してください。
勝手に離婚届を出されると、親権者欄もあり問題です。
意外と勝手に離婚届を出す方もいらっしゃるのです。

親権に関しては、離婚調停にでもなると９割方は
女性側になります。ここは親権は難しいと思われます。
ただし、面接交渉権がありますので、これは勝手に拒否はできませんし
意味もなく拒否をすれば慰謝料請求の対象にもなります。

養育費は、算定表で前年度の年収でほぼ決まりますし
なかなか減額は難しいところです。
平均額が月額４万円とも言われ、２２歳まで払い続けるケースが多いですね。
かなりの負担になりますね。

財産分与としての、不動産に関しては、売却やどちらかが住み続けるなど
方法論はいろいろありますし、一番もめるところですので
個別に、私のような離婚問題の専門家にご相談されると良いと思います。
もちろん、当事務所にご依頼いただいても構いません。

慰謝料に関しては、そう高額になると考える必要はないと思います。
親族と縁を切れなど、要求が無茶苦茶です。そのようなことは
受け入れられませんし、調停になれば奥様が不利になるようなことです。

そういう意味では、離婚を決断された方が良いかもしれませんね。

離婚する場合は、離婚協議書を公正証書で作成すると離婚後のトラブルが無くなります。

頑張って下さい。

回答日時：2012年1月 4日(水) 20:34 JST

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