八方ふさがりです。

ご相談者：40代/男性

　今瀬先生、はじめまして。自分と自分の家族を取り巻く状況が最悪の状態にあり、ご助言等いただきたくご相談させていただきます。私は妻、息子、娘との4人家族です。そして多少複雑な経緯があって妻の両親と同居しています(昨夏義父は亡くなりました)。この同居は義父母から頼まれたのではなく、何かあったときに通って手助けをするのは難しいと、妻の判断で始まった経緯があります。実際同居後の度重なる入退院の際には妻が病院の手続きや最低限の身の回りの世話をし、常に気遣っていました。しかし、元々義父母は社会性及び思考力・理解力に欠け、まともな話ができないこともあって、我々家族は比較的距離を置いて接していました。それもあってか、遠方にいる長女(妻の姉)を信頼し、さらに当時逮捕歴のある男性と遠方に住んでいた三女(妻の妹)さえもかばう傾向がありました。
　そんな中、6年ほど前に三女が諸般の事情で我が家に同居することになりましたが(受け入れたくは無かったのですが)、4年が経過して経済・健康事情が回復したにもかかわらず居続けるどころか、大型犬を複数室内で飼い始めたり、子犬を生ませてその世話を妻に任せたりしたことから、我々から不満や今後の選択肢を持ちかけたところ、言葉尻を捕らえて逆上し、ついには凶器を持ち出して妻に襲い掛かる場面がありました。その後の家裁での調停の結果、何とか家から出てはいきましたが、その後まるであてつけのように(実家に行って何が悪いとでも言うかのように)、毎週日曜日の10:00～21:00は、義母のところに来ています。我々家族の脳裏には毎週のように悪夢が蘇ります。
　我々としてはこのままではいけないと思い、義母とは何度か対話を試みましたが、自分に都合の悪いことは「知らない」「聞いていない」「わからない」と言い、逃れられない正論を言われると逆切れしたり、結果、自分から捻じ曲がった情報しか伝えていない義姉に連絡し、一緒になってこちらを責めるといったことの繰り返しになります。らちが明かないので、義父が亡くなったことをきっかけに10年以上口を利いていなかった、その義姉と話す機会を持ちました。予想通り義母からの捻じ曲げられた情報しか頭に入っていないこと、また妻の「言葉のキツさ」を持ち出し、「言葉の暴力」としてそれを我々の方が悪いという理由に用い、こちらの言い分は全てウソ・後付けと言って、全面的にこちらが悪いというふうに押さえつけようとして話になりません。
　客観的に見て、妻は確かに言葉はキツいですが、言葉がキツくなるぐらいのことをされているので、我々が間違っている部分は少ないとしか思えないのですが。

　家のローンは全額我々が支払っておるのですが、土地の名義は義理父のままになっています。
　住宅ローン返済が10年経過し、このたび金利が上がる(固定)ことになったので、銀行から変動に切り替えることを進められましたが、それには土地の名義人の押印が必要ということで、名義を義理母に変えてくれと頼んだところ(それしか頼んでいない)、極悪トリオの判断(嫌がらせ)により、名義変更はしない、これ以上義母に心労を与えるな・暴言を吐くなといった返事が返ってきました。
　客観的に見ると、ただのタチの悪い親子喧嘩・姉妹喧嘩という状況であり、なおさら解決策が無いというところです。ただ、次に何かあったら、自分も怒りを抑えることは難しいです。
　少しでも良い方向へ進むための手段(できれば具体的な対処方法)等、アドバイスいただけましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。

40代/男性 | 日付：2012年1月31日(火) 10:28 JST | 閲覧件数: 813