ご相談ありがとうございます。（就職活動）

心理カウンセラー・経営コンサルタント 市岡 久典

ご相談ありがとうございます。

二級建築士を取得するため勉強をされながら、仕事を探されているんですね。
これまでも就職活動や入社された会社での対応などご苦労をされてきたんですね。
その中で、学校に通われ、現在資格を目指して勉強をされていることは、
努力家でいらっしゃるとお見受けします。

現状の就職活動でなかなか採用に至らず、もう働くのをあきらめるしかないのでは
と感じていらっしゃるのですね。
就職活動はパワーの必要なことですし、不採用となると心理的なダメージも大きいものです。
特に最終面接まで進んで不採用となるとそのダメージはなおさらです。

卒業以前から就職活動をされていて、月2,3社応募されているということですから、
10社くらい応募されたのででしょうか。
それで、東証1部の企業2社で最終面接まで進まれたことは素晴らしいことでないでしょうか。
むしろまだまだ可能性があるということではないでしょうか。

たしかに雇用環境は厳しいです。
お住まいの地域では、選択肢も多くはないかもしれません。
ただし、可能性は大いになるのですから徹底的にやることです。

他に応募できるような企業はありませんでしょうか。
もしハローワークにはなくても、職業紹介会社経由という方法もありますし、
派遣でも大丈夫であれば派遣会社経由という方法もあります。
就職情報誌や就職情報サイトもありますし、
企業のホームページに直接応募するなどの手段もあります。
つまり、まだまだ可能性はあると思います。

あきらめるのは、これらの方法をすべて行ってから、ではないでしょうか。
不採用となると気持ちは落ち込みますし、傷つき自信も失いがちになっていまいます。
最終面接まで進んで採用に至らなかったことはつらいことではありますが、
視点を変えると明るい材料でもあります。
建築の専門学校を卒業したことも、二級建築士の勉強をされていることも、
プラスの材料ではないでしょうか。
プラスの材料にも目を向けて、可能性を広げていってほしいと願っています。

金銭面については、すでに検討済みかもしれませんが、
失業保険を受給していなければ、受給できるかもしれません。
職業訓練で建築士二級を勉強できる講座も（以前の情報かもしれませんが）あるようです。
これらについては、ハローワークに問い合わせてみてください。

お母さんは無理解で邪魔のように感じられるんですね。
たしかにそういう面があるのでしょう。
ただし、心配する気持ちからそのように言われるのだと思います。
おそらく実家ということなのでしょうが、「居候」と表現されているところが気になります。
複雑なご事情があるのかもしれませんし、言われなくても分かっているということかもしれません。
それでも、心配する気持ちがあっての言動だと思いますよ。

とはいえ、かなり心理的なご負担にもなっているようですので、物理的な距離を置くことも１つの選択肢です。
現状では経済的に家を出られるのは厳しそうですが、
「仕事が見つかるまでは」とか「二級建築士を取得するまでは」と心の中で期限を決めると、
それまではやっていけそうな気持が起きてきませんでしょうか。

繰り返しになりますが、努力家でいらっしゃいますし、
就職活動は厳しいながらもプラスの材料があります。
あきらめる以前に、これまで書いたようにまだまだできることはあります。
自分を信じて、自分を認めながら、あきらめないことが大切です。


できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。

この回答が少しでも力になれたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

回答日時：2012年3月12日(月) 17:48 JST

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