諦めるのは、まだ早い、

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

サクラさん、お若いのに苦労をされていることには胸が痛みます。
こういう体験はサクラさんは生まれて初めての事で、ご自身なりに答えを見い出されて努力されている事には頭が下がります。

しかし、その中で、まだまだお分かりになっていない部分があると思うのです。
この見えていない部分がまだある中で、今後の事を取り決めるのは無理があります。

そこで、私がこれまでの相談業の中で、検証してきた事実をお話しし、サクラさんがまだ見えてない部分を解明した上で今後の事を進めていきましょう。

少し冷たい書き方で事務的に説明しますがお許し下さい。

① 仕事が、昨年の春ごろより忙しくなりました。毎日、深夜まで仕事をし、休日も仕事になりました。
A（アンサー、つまり答えです）　この時期に浮気が始まったのだと思います。
世の中の浮気をする夫は、仕事を口実にします。残業もそうですが、特に多いのが休日出勤と称し
休みの日に出ていきます。たいていの夫は「仕事」だと言えば、妻が疑わないことを知っているからです。

② 仕事に悩みみるみるうちに痩せました。
A　男性も女性も恋する人間は、悩みますから痩せます。特に不倫は板挟みになるので寝不足にもなるので痩せるのですが、これは本人にとっては嫌な事ではありません。
女性は恋をすると、ダイエットしますし、中には男性もマッチョになろうとしてスポーツジムに通いだしたりする人がいます。これは相手の前で裸になることがあるという事の表れです。
ですので、仕事に悩んだのではなく、不倫に悩んでいたのです。

③ 夏のボーナスも使い込まれ、三ヶ月間給料も入れてくれず、辞めたいと言われた。
A　不倫をすると、これまでどうりの小遣いだけでは足りなくなります。家庭に生活費を入れていたら、不倫相手とデートの費用が出てきません。仕事を辞めたいというのは家庭も仕事も何もかも捨てたいと考えた表れです。
また現在の仕事をしている限り、生活費を妻に渡さないといけませんが、仕事を辞めてしまうと、生活費をあてにされなくて済むから、とりあえずすべての責任から降りたいと考えたのでしょう。

④　離婚を言い渡され、３月いっぱいに出て行ってくれといわれていました。一度話はなくなるものの、別居を今度はしたいと言われました。
A　離婚を言い出したものの、そう簡単にはいかないことだと分かったのでしょう。しかし不倫相手とデートすると、サクラさんに尻尾をつかまれたら、ご主人には不利になるので自由にデートをし、尚且つ尻尾をつかまれなくする為に、別居を言い出したのだと思います。

５　つい最近、やっと現場をおさえられやっと白状しました。
A　白状しなければ、もっと探られると、それこそもっと動かぬ証拠を取られたら困るからです。

⑥　もう一人産んでくれなかったことから嫌いだったんだといわれました。
A　こんなことは　後付けの理由です。本当に子どもが欲しかったら、それまでにそれなりの話し合いや努力をします。今になってこんなことをいうこと自体が「取って付けた理由」です。
つまりご主人は自分の浮気の口実を、サクラさんを悪くいう事で、浮気の原因を人のせいにし、自分を正当化させているだけです。

⑦　子供には、優しいですが以前ほどの優しさはみえません。私の解釈ですが浮気相手の子供に感情が移入しているように思います。
A　子供は可愛いが妻は憎いというのは、そういう意地悪な表現をして、サクラさんの方から、音を上げて、
もう別れたいと言い出すのを待っているのです。
確かにご主人は自分を阻む妻は邪魔ですし、浮気が自由にできないのは、妻が憎らしくなりますよ。
それはこういう浮気をする夫にすれば、この時期仕方がないことです。
これを許せと言わないけれど、諦める必要はありません。またどれだけ睨まれても負けることはないです。

⑧　私の解釈ですが浮気相手の子供に感情が移入しているように思います。
A　これはそれほど心配することはありません、あてつけだと思います。
しかし、それ以前に本当に子どもがいるのか、確かめたわけではないでしょう。
ご主人の口から出た言葉なら、離婚調停中というのも疑ってみてもいいかもしれません。
つまり子どもがいることも、調停中というのも、相手の女性が独身の若い女性じゃないということにしておきたいだけの場合もありますので、本当のことは確認しないと鵜呑みにするのは、どうかな、と思います。

浮気をして妻を裏切る夫の言葉は、到底真実ばかりではないということです。

ここで私の考えを述べます。
ご主人の浮気は一時的なはしかのようなものという人がいます。
信じて待っていたら、いつか帰ってくるよ、と言います。

はたして、そうでしょうか？
裏切って嘘を付くご主人の言葉をうのみにしていたらご主人の思うつぼで、離婚になる確率が多くなります。

こうなっても、サクラさんは、ご主人を好きなのはよくわかります。
今までご主人の良いところもいっぱい知っていて、急に嫌いになんてなれないですよね。
見切りを簡単につけられないサクラさんの気持ちはよくわかります。

しかし、それならば、防衛策を取らないと、このままだと離婚になると思います。
転ばぬ先の杖。
何とか離婚を回避しないといけません。

でも、その作戦をこのオープンなサイトで書くわけにはいきません。
是非、離婚を回避しようと思われるなら、非公開相談から、相談を申し込んで
下さい。
頑張って下さいね。

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回答日時：2012年5月15日(火) 18:07 JST

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