自分らしく充実した日々を過ごしましょう。

佐古 康弘

やまかなさん、こんにちは。
看護を学びたいけど、教育学部に入ったばかりで親を説得できずに苦しんでいるのですね。

まずは、看護という自分の生きたい道を見つけられたことに対して一言言わせてください。
「おめでとうございます」
どんな状況においても、自分の生きたい道、やりたい事を実感出来る事は何より素晴らしいことです。
この気持ちを消すことなく、問題を乗り越えていきましょう。

お母様は看護に行く事は認めてくださっているのですね。
ただ、お母様は卒業後、やまかなさんは今、という感じに時期が折り合わずに苦しい結果になってしまっているのですね。
お母様には気持ちを伝えているようですが、今でなくてはいけない理由も伝えられていますか？
お母様は看護へ行く事を認めてくれているので、看護に行きたい気持ちは伝わっています。
やまかなさんの頑張りの成果でしょう。
もうひと頑張り、卒業後じゃダメで今でなければいけない理由も明確に伝えてみましょう。
看護以外に興味や関心がなく、それ以外に向かう事は何も出来ない状態になってしまうというのも、今でなければいけない理由の一つでしょう。
今の状態では卒業もできませんからね。

やまかなさんの気持ちの無いものに対して一生懸命になれないというのは、心にとっては当然の結果です。
小学生などの時に気持ちがなくても一生懸命勉強できたりするのは、勉強ではなく勉強したら褒めてくれるお母さんに気持ちがあったりします。
もう大人であるやまかなさんには、しっかり自分の欲しいものが明確に判断できる。
だから、親に言われたからと言って、自分の欲しいものを放置して、違いものに一生懸命になるなど出来ないんです。
やまかなさんの人生にとって一番良いのは、安定した仕事をして暮らす事でなく、自分の思うように生きて充実して過ごす事だから。

大学をやめて看護に行くのは、正解なのかわかりません。
結果的な観点から見れば、これは誰にも解らない事です。
やる前から正解と解る事はありませんから。
一発合格で東大に行けたとしても、周りが称賛する事はあっても、正解ではないですよね。
心の観点から見たら、自分がその時思ったように進む事が出来た時、全て正解です。
人間はやりたいと思う事は沢山あっても、実際に動ける事は本当に心の底からやりたいと思った事だけだから。

やまかなさんが看護に向けて実際動き出せるのであれば、やまかなさんにとって正解のはずです。

心療内科に通うことも考えているようですが、やまかなさんには薬よりカウンセリングでの心の整理の方が必要だと思います。
相談文には辛くて眠れない、何も考える事も出来ずご飯も食べたくないなどの症状が書いてなく、自分についてしっかり考えられているけど、ゴチャゴチャで何をしていいのか解らず何も出来ないように感じました。
そういった場合は、カウンセリングがお勧めです。
気分がどん底で何も考える事も出来ない、眠れないなど症状があるようでしたら心療内科も必要かと思います。

自分のやりたい事が解っているのに、自分が情けないなんて思わないでください。
やりたい事には必ず壁がある。
今は最初の壁にぶつかってしまっただけかもしれません。
専門家と心の整理をして乗り越えようとすれば、乗り越えられるはずです。

やまかなさんの気持ちを大切に、自分らしい充実した日々を過ごしましょう。

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回答日時：2012年5月17日(木) 19:59 JST

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