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回答プロ: 村上 邦夫
ご相談者:20代/女性
私は、大学四年間を書道芸術専修で学び、一年間高校で書道講師を行ってきた者です。
これからは書道教室の先生として、教室を開設していきたいのですが、先生になるためには何か資格が必要ですか?
また、教室を開くまでの諸準備などはどのようなことをしていけば良いのでしょうか。
生徒の募集や運営に自信がありません。
開設時に必要となってくる費用などはどのくらい必要になるのでしょうか。
また、どなたか有名な先生に師事していた方が良いのでしょうか。
アドバイスよろしくお願いいたします。
20代/女性 | 日付:2012年6月 8日(金) 08:15 JST | 閲覧件数: 2,675
ご質問を頂戴いたしました。
順を追ってご回答申し上げます。
1、先生になるための資格
民間で書道教室を開くのはまったく自由ですが、教えるからにはなんらか資格は必要です。習う方からしてみれば、先生がどういう資格をもっているかを注視します。民間団体であれ、公的機関であれ、書道師範、書道講師、と名のつくものは免許されていたほうが好ましいです。師範の資格を所有していることは受講生を安心させます。
2、教室の準備
まず教室が必要です。少人数なら自宅でもOK.玄関に看板を掲げればよろしい。場所を借りて本格的に、でも費用はかかりますね。
教室は机、椅子、黒板、水道設備(筆を洗う等)があれば最低大丈夫。生徒に書道用具をどのように提供するか、なにをテキストに教えるか、級や段位はどこの認定か、そういった学習を進める上での環境を整える必要が生じます。
3、募集と運営
広告しないことには生徒は集まりません。HP、町内のチラシ、教室の前に看板、などPRをしないことには始まりません。
運営に関しては、入学金、授業料、テキストや用具の販売、認可料の徴収、生徒への指導法、カリキュラム、他を整える必要があります。
4、師事について
書道は一生の勉強ですから、自らも常に研鑽を積まなくてはなりません。導いてくださる先生をもつことは心強いことです。思い切ってこれと思う先生にアタックしてみてください。多くの場合、書道団体に属しているか、つながりを持っていますので、そこを通じて習いようになる場合があります。
以上、書道教室を経営していくには多くの労力を必要とします。努力して築くことが出来れば、すばらしいですね。未来に向かって、少しずつ準備をされてはいかがでしょうか。もちろん、プロの道は厳しいですが、実現している方々は確実にいらっしゃいます。希望をもって、ぜひ。
回答日時:2012年6月 8日(金) 10:20 JSTお礼のコメントを書く
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