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職場でのいじめ

ご相談者:50代/女性

50歳になる主婦です。夫の収入が激減したこともあり、2年前から昆布工場でパートで働いています。
昆布を計量する仕事自体は、慣れてきたと思うのですが、その袋をシールする男性従業員(55歳位)に、事あるごとに怒られています。ほうきを持ってくれば、「なんで仕事もできないのに持ってくるのか。」と、言われ、昆布が下におちていれば、「なんでほうきで、掃除しないのか。」と、言われます。今日は、若い人とペアでしたが、勝手に指示をだすなと背後で文句を言われました。他のパートの人たちからは、ただ黙っているだけではダメで、反論しなくてはといわれますが、どちらかと言うと大人しい性格で、どう反論していいいかわかりません。この先、この年で新しい職場が見つかるとは思えないので我慢していますが、だんだん殺したくなってきます。みんなは、気にしないことだと言いますが、それができないのが苦しいです。
こんな私ですが、アドバイス、よろしくお願いします。

50代/女性 | 日付:2012年6月13日(水) 20:22 JST | 閲覧件数: 2,785

「職場でのいじめ」に対するご回答

心理カウンセラー・コーチ のぶさわ 正明

もんさん、初めまして。「心の相談ルーム」オアシス大阪の、のぶさわです。

ご相談内容を拝見しました。

ご家庭の事情でパートに出られて、家事とパートだけでも大変なのに、「文句
ばっかり言う上司」と毎日職場で顔を合わせないといけない。

本当に腹が立ちますよね。

私からのアドバイスとしては、まず「気にしない」「我慢する」という方法はおすすめ
できません。

「怒り」の感情を抑え続けると、いつかは相手に対して爆発するか、大切なご家族や身近な人にぶつけていまうか、ご自分にぶつけて、最終的に「抑うつ」等の神経症に繋がってゆきます。

では、「どうすればいいのか?」ですが、この文面のみでは詳しい状況がわかりませんので、取り敢えず4つの方法を下記にお書きしますので、やり易いものをまずやって頂いて、
それでだめなら他の方法をやってみて下さい。

①ご主人か、身近な人で、「あなたと性格が似ている」と思う人に相談する

②あなたの同僚で、その男性従業員に上手に対応している人を見つけて、その対応の仕
 方をよく観察し、その中であなたができる事から少しずつやってゆく

③怒りを解消する:怒りは「それをもたらした相手に正しいやり方でぶつけない限りは消え
 ません。 ただ今回のように相手にぶつける事ができない場合は、相手のイメージを使
 います。 脳は、詳細なイメージと現実との区別がつきません。ですから、リアルに思い
 描いた相手のイメージに怒りをぶつけると、実際の相手にぶつけたのと同じくらいの効
 果があります。
 
 ◆具体的な方法としては、
 
 (1)クッションを2つ用意して、向い合せに置く。

 (2)一方にあなたが座り、向い側にその”相手”が座っていると目を開けたままイメージす
  る(この時、相手の表情や髪型、服装や声・音、匂い等をリアルに想像する事)

(3)その”相手”をイメージした時のあなたの気持ちを感じながら、”相手”に言いたい事を
   (段々声を大きくしながら)3回言う。(もし、そうしたければ、相手の席に行って、クッ
    ションを相手だと思って、殴る・蹴る・締め上げる等をやってもよい)

 (4)(自分の席に戻り、それを言った後の)相手の姿や様子を再度イメージし、自分の気
   持ちを感じる。
 
(5)丁度”幽体離脱”のように、自分の身体を抜け出すイメージをして、実際に席を移動し
   て、相手の席に座り、その男性従業員になったつもりで、向い側に”あなた”をイメー
   ジする(その時も、あなたの表情や髪型、服装や声・音、匂い等をできるだけリアルに
   イメージする事)
 
(6)(あなたのイメージを見て、あなたの怒りの言葉を聞いた)男性従業員に成りきって
、   ”今”の気持ちを感じて、目の前のイメージの”あなた”に言いたい事を言う。

 (7)これを(席を移動しながら)何度か繰り返し、あなたの気持ちが楽になるか、何らかの
   気づきがあるまで続ける。

④未来の解決イメージを使う方法
 
(1)「仮に、その男性従業員との関係が、あなたが望む通りになったとして、いつもと何
    が違いますか?」(その”解決した日”をビデオで撮ってるとイメージして、相手の言
    動や態度の違い、自分の言動や態度の違いを(イメージして)見つけて下さい。そし
    てもしも、それでも”違い”が見えなければ「その”相手”はもんさんが、いつもとど
    う違うと言うだろうか?」と自問してみて下さい。)

 (2)もし違いが見つかって、あなたが明日からできる事であれば、どんな些細な事でもい
   いですので、少しずつでもやってみて下さい。

 (3)もし、それでも”違い”が見つからなければ、「今迄でほんの少しでも”マシ”な時は無
   かっただろうか?」と自問し、違いを見つけて、その中で自分側で、できそうな事から
   少しずつやってみて下さい。

 (4)どうしても、”違い”が見つからない場合は、今後、その”相手”との関係が少しでも
   ”マシ”な時を見逃さないように観察して、その時にいつもと何が違っているか?を
   覚えておいて下さい。
   

  

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回答日時:2012年6月20日(水) 14:54 JST

具体的なアドバイス、ありがとうございました。口の達者なパートさんには、「怒らせると怖い。」と言って文句は言いません。物をバンバンぶつけていたら夫からは、「いいかげんにしてくれないか。」と言われました。
気持ち爆発しそうだったので、ご相談させていただきましたが、その気持ちをくみ取っていただいて、こころが少し軽くなりました。ありがとうございました。

| 50代/女性 | コメント投稿日:2012-06-20 |

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心理カウンセラー・コーチ
のぶさわ 正明相談件数:44件
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