お子さんの事を心配されている素敵な親さんへ

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

Kさんご相談ありがとうございます。敬愛カウンセラー学院　平間です。
貯金をもっとしておけばよかった、と後悔されているのですね。
過ぎたことを悔やんでもどうしようもないと分かっていながら、どうして後悔してしまう。。。
お気持ちはよく分かります。

私は犬を飼っています。悩み辞典の写真に一緒に写っている犬です。
定期的にドッグフードをネット購入するのですが、ある日クレジットカードの引き落とし額が少ないことに気づき、購入履歴を調べてみてビックリ！
カードの初期設定？がリボ払いになっていたため、毎月一定額のみが引き落とされて、残りはどんどん貯まっていたんです。
ネット購入を始めてから相当な月日が経っていたので、金利という、本来払わなくてもいいお金も結構発生していました。
「何でもっと早く気づかなかったんだろう？もしちゃんとチェックしておけばこんな無駄なお金は使わなくてすんだのに！」と、今のＫさんのように自分を責めました。
ですが、Ｋさんも書いておられるように、過ぎたことを悔やんでもどうしようもないんですね。
過去をやり直すこともできません。
カード会社に「そんな設定されていたなんて知らなかったので、無かったことにしてください」と頼んでも仕方ないでしょうし、自分を責めても何も解決しないだけでなく、自分の心に自分で傷をつけるだけです。
私たちが出来るのは「今ここ」を生きること。
やり直すことが出来ないなら、悔いるのではなく「反省」を活かして、これからを変えればよいのではないでしょうか？
Ｋさんが反省して変えたい部分は「貯金できる時に使いすぎてしまった」という事でしょうか？
でしたら、今後は貯金の事を考えて、例えばですが、何かを買いたいと思ったら少し立ち止まって必要かどうか考えるなど、自分にあった方法を考えて行かれればよいと思います。
もしもお金が貯まっていけば、例えば、奨学金返済の時、お子さんを援助することもできるのではないでしょうか？
（私の知り合いに、家庭の経済状況の為だけではなく、自立を考えて、奨学金を申し込んでいる学生さんがいます。自分の好きな学びをする為にかかるお金は、学びを活かして就職したあとの収入から支払う。親がかりで卒業させてもらった私にはえらそうな事は言えませんが、その考え方も素晴らしいと思います。）

また、余計な事かもしれませんが、私がリボ払いで後悔した時、「これが5年先、１０年先に初めて気づいたらもっと大変なことになってたなー今でよかったよかった」と考えることで、気持ちが軽くなりました。
悔いる気持ちが起こってきたら「あ、また始まった」と、自分の思考にストップすることも大切だと思います。
悔いてしまうと、その時の自分の生き方までも否定してしまうことになる。
それでは悲しいですよね。

お互い「今ここ」を大切に生きていきたいですね。

回答日時：2012年6月28日(木) 15:13 JST

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