生活第一、そこから見えてくることがあります。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

回答、お待たせいたしました。
お悩みになられている事はよくわかりましたが、少し問題を整理する必要があります。
それは、生活の問題と、ご主人に対する不信感の問題を分けて考えた方がよいと言う事です。
何度か原因を追究されようと努力をされたようですが、結局は、叶わなかったようですね。
ご主人への不信を解明するために様子を見に行き義母さんと義妹さんの妨害にも遇われているという事ですが、
不信感を持つご主人に対して、探りを入れてそれを妨害された事の不満をご主人が聞いてくれないと言う不満は問題をはき違えています。
どうやら義父さんと義母さんと義妹さんというご主人側の家族は、すべてご主人側の味方のようです。
子供たちのいる家庭よりもご主人を甘やかすご家族なのでしょうね。
でも、もうその分かり切った事をいつまでも文句を言っていても始まりません。
結局は大事な事は生活です。
その生活を結婚してから１６年、転職を繰り返しながら、守ってきたというご主人側の声もあるかもしれませんが、逆の見方をすれば６回も転職しても生活は改善されなかったということですので、ここに期待をするよりも
もう、あまりご主人を宛にしないという踏ん切りが必要だと思います。
でもこの踏ん切りは離婚を決意せよという事ではありません。
現段階では、離婚をしても生活が改善するという保証はありません。
一般的に生活に余裕のある夫婦や、貯蓄のある家庭なら離婚をしても財産分与として現金を分け与えて貰えるかもしれませんが、失礼ながらmotariさんの家庭は、離婚をしても、貧しい生活には変わりありません。
と、言う事は　離婚する、しないというのが改善策ではないという事です。
そこで、何が大事かと言うと生活を立て直すことです。
いつまでも頼りにならないご主人に期待をして、文句を言っている場合じゃありません。

今、いくらの生活費があれば子供たちを育てていけるのか。
それに対してご主人の持ってくるお金ではいくら足りないのか？
ではその足りない分を、どうやって穴埋めするのか？
義父さんがご主人に援助されたようですが、本当に援助を必要としているのはmotariさん達であれば
ここを、家計簿のようなものを見せながら、義父さんに相談してみる必要があります。
それでも、難しいようならば、市の生活相談に援助を求めるとか、子供さんたちの教育費などは減額を相談されたり
利用できる制度は、なるべく利用してください。公的な所で勧めてくれる教育ローンは借金のようであって借金とは言えません。
子供たちが大人になってから、仕事をしながらゆっくりお給料の中から返済していく方法もありますので、とにかく今は暮らしていけるように「生活の絵」を描かないといけません。
その上でmotariさんのお仕事をパートから少しお給料を増やす為にレギュラーの仕事を探すとか、まだ少しできる事はあるかと思います。

そうしている内に子供さんはあっという間に成長されるでしょうから、それまでは何とか、子供さんたちと家事なども分担し合ってmotariさんが働ける環境つくりをしてください。
本当の意味で生活を支えてくれないご主人よりも、いくらか行政の制度の方が温かいですし、家事を協力してくれる子供さんたちの方がずっと役に立ちます。

そうして家族が一丸となってこの生活苦を乗り切った時に、本当の家族愛とは何か、誰が本当に家族の事を考えているか、はっきりすると思います。
その時には、ご主人に対して「普段は優しい所もあり少しは愛情も残っております。」と、ありますが、まだ、ご主人に対して目の覚めないmotariさんがあるなら、無理クリ意に反した離婚をする必要はありません。
本当に苦労を乗り切った時には　肝心な時に何もしなかったご主人の優しさとは何かと、見えて来ると思います。
ご主人に期待ばかりしていると、そうしてくれなかった時には不満しか残りません。
でも、それはもう、あてにならないという事は充分分かったでしょう。
それならば、もうご主人に依存しないという生活に乗り出して下さい。
そうすると、離婚か、否かという選択は、自然な流れで結論がでると思います。

motariさん、離婚とは自立です。
そして自活です。
それが、motariさんの中で実績が積めれば離婚も怖いものではなくなります。
その上でご主人に対して愛情を感じるならば、別に離婚などせずに、ご主人を子供たちのパパというお人形でおいてやっておく事も一つの方法です。
しかし、そこでご主人の努力をまったく感じないなら、そこは自然な形で離婚を決意できるでしょう。

実績は自信になります。
努力は不安を解消します。
男の優しとは甲斐性でもあります。

この事をmotariさんが乗り切れば、ご主人への依存心は少なくなっているでしょう。
頑張って下さい。

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回答日時：2012年6月28日(木) 08:17 JST

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