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勤務先社長の公私混同に失望して

ご相談者:40代/男性

勤務先の社長の公私混同振りを知ってしまい、勤労意欲が萎えてきました。例えば、帰省の交通費や実家への土産代、私的な旅行の交通費・宿泊費、週末の私的なタクシー代・飲食費を経費で落としたり、恋人(社員)に架空の定期代を請求させて、それを小遣いにしたり、といったことを社長は行っています。小さな会社は、どこもこんなものなのでしょうか? 社長に対して失望しています。こういう行為は法的には問題ないのでしょうか? 社長を懲らしめる手立てや、仕事のモチベーションを維持する術を知りたいと思い、ご相談いたします。よろしくお願いいたします。

40代/男性 | 日付:2012年6月27日(水) 13:40 JST | 閲覧件数: 3,830

ご相談ありがとうございます。(勤務先社長の公私混同に失望して)

心理カウンセラー・経営コンサルタント 市岡 久典

ご相談ありがとうございます。
市岡です。

社長の経費の公私混同と思われる行動があり、モチベーションが下がってしまっているんですね。
そのようなことを知ると、社員としては失望や落胆の気持ちが起きます。
もしそれまで社長を尊敬していたとしたら、なおさらでしょう。

ただ、書いていただいたように、小さな会社であれば、多かれ少なかれよく聞くことではあります。
経営者の意識やモラルの問題とも言えますが、
不適切な税務処理でしょうし、場合によっては脱税にあたるかもしれません。
(もちろん、しっかりやってらっしゃる経営者もおられます)

あまりに目に余るようであれば、社長に直言することも1つの方法でしょう。
1人では言いにくいときは、何人かで進言することも考えられます。
実際に、そのような場面を見たこともあります。

モチベーションの維持ということについては、
会社のためや社長のためを考えて、改めるようにはたらきかけていくのも1つの方法です。
あるいは、社長に問題はあるけれども、会社を経営してきた実績や能力など認められる部分もあれば、認められる面は認めて仕事をしていくのも1つの方法です。
どうしてもそういう社長のもとで働きたくない、ということであれば、
環境を変えるのも1つの方法でしょう。

また、原因は経費のことだけではないかもしれません。
社長は普段は偉そうに部下に言っているのに、自分のことはいい加減ではないか、
社長は他の人の経費には厳しいのに、自分には甘いではないか、
など、言行が一致していない、自分のことを棚に上げている、ことが原因になっているかもしれません。
他山の石、反面教師として学ぶことも1つの見方です。
あなたに部下がいるのであれば、部下からはどう見えているか、
部下がいなくても今後部下を持つことになる可能性もあります。
そのときのための勉強をしているという視点です。

社長との関係や仕事の状況などによっては該当しないこともあったかもしれませんが、
少しでも活用できる内容がありましたら幸いです。

できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。

よろしくお願いいたします。

回答日時:2012年6月28日(木) 17:48 JST

ご回答ありがとうございました。物事を極力客観的に考え、妥当だと信じる行動を取りたいと思います。この社長を反面教師として、起業を考えていきたいと思います。

| 40代/男性 | コメント投稿日:2012-06-29 |

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