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ご相談者:30代/女性
はじめまして。
これからの生き方についてアドバイスをお願い致します。
私は左足に「リンパ浮腫」という病気を持つ、39歳の会社員(女)です。10年ほど前に原因不明でこの病気を発症しました。痛みはないのですが足がどんどん腫れていくという病気で完治はせず、一生包帯を巻いて生活をしなければなりません。告知された時は自殺を何回も考えましたが仕事を頑張ったり資格を取ったりしながら何とか立ち直りながらきました。
こんな私でも、病気を持っていても結婚して普通の家庭を持ちたいという願いがあったのですが、どうしてもこの病気がネックになり、出逢ってお付き合いする努力をしても思うようにいきませんでした。また、年齢的にももう婚活はうまくいきません。最近では頑張ってきた会社も業績が落ち込み、この先の経営が不安定になり、転職を考えなければと思って活動を開始しましたが、年齢と持病がネックになり、思うようにいきません。
本来ならば普通の家庭を持って家族のために頑張っているのが理想でしたが、自分には何1つできませんでした。もう頑張る方法が見つかりませんし、頑張る気力がありません。何のために生きたらよいのか、分かりません。これから新たにやりたいことも出てきません。何に対しても無気力です。人生が狂ってしまった一番の原因は「リンパ浮腫」という原因不明の病気を持ってしまったことです。この病気を持ちながら死ぬまで我慢するのは冤罪を着せられながら牢獄でじっと我慢して生きていなければならないのと同じくらいの苦痛です。
今まで思い描いてきた幸せを求めることを完全に諦めることが出来、全く違う自分になれれば良いのに。。。と思ってしまいます。
これからどうすれば良いですか?どうすれば自分を変えられますか?
まず、どうしたら良いか、アドバイスをどうかよろしくお願い致します。
30代/女性 | 日付:2012年8月11日(土) 17:37 JST | 閲覧件数: 1,791
初めまして、TOMOさん。
カウンセラーの佐藤です。
返信をお待たせしてしまい、大変申し訳ございませんでした。
病気を告知されてからずっとお辛い日々を過ごされてきたことと思います。
一生完治はしない=死の宣告のようにも感じられたのではないでしょうか。
「自殺を考えた」というお気持ち、痛いほどよく分かります。
私も一生完治はしない病気を抱えています。
精神的なものなので目には見えませんが、いつ再発するか分かりません。
TOMOさんと同じように、告知を受けたときは「一生の終わり」だと思い、死を考え、自殺未遂も起こしました。
起きてしまったこと、なってしまったことは元に戻せません。
私は、事実から目をそむけ逃げるよりも、病気を認め、あるがままの自分自身を受け入れ、病気とうまく付き合っていく生き方を選びました。
離婚という結果には至りましたが、私が結婚相手と出会ったのは病気がきっかけでしたし、病気と共に歩む過程で子供を授かり、出産し、現在は働きながら育児をしております。
TOMOさんとは年齢や生活環境は異なるかもしれませんが、結婚されていない現実を病気や年齢のせいにはして頂きたくありません。
ありのままのご自分を、まず自分自身が受け入れ愛してあげて初めて、あなたをありのままに愛して下さる方が現れるのです。
病気を恨むのではなく、結婚を目標にするのではなく、難しいかもしれませんが、与えられた状況を受け入れましょう。
「できないこと」を考え希望をなくすのではなく、たとえ限られた環境の中でも「できること」に焦点を当て、明るい未来を描いて頂きたいと思います。
人生の変え方はご自身の考え方次第です。
お一人で難しいときは是非カウンセリングをお受けください。
お役に立てれば幸いです。
回答日時:2012年8月20日(月) 14:05 JST
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佐藤先生、お忙しいところありがとうございました。
私は、やはりまだ、心のどこかで、病気を認めたくない、醜い左足を認めたくない、自分がいます。こんな自分を好きにはなれない、どうにかして、医者が治せなくても、自分自身のリハビリ努力で治そうとしている自分がいます。ですが、少しずつよくはなっていても、完全はないとも感じています。佐藤先生のおっしゃるように、まずはダメな自分を認め受け入れる努力をしなくてはならないのだと思いました。ありがとうございました。
| 30代/女性 | コメント投稿日:2012-08-21 |