「自分のモノサシ」で生きましょうよ！

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家 百世 安里

こんにちは。ご相談ありがとうございます。
トラウマとPTSDの専門家、百世です。

ご相談、ありがとうございます。

心っていうのは、ころころ変わるからこころって言うのだそうですよ。
「女心（男心）と、秋の空」なんて言葉もありますね。

気持ちなんて、変わって当然。
それがどうして「口だけ」なんてことになってしまうのでしょう？

誰かがあなたに、直接そういうことを言いましたか？

もし言われたなら、
そういう不安を感じさせる人とつきあうことは止めましょう。

ただ文面から推察しますと、人からではなく、
ご自身でそう感じられているようですね。


単刀直入に言いましょう。

あなたが「価値基準を他者評価に置く」限り、
決してラクにはなれないでしょう。

なぜか？

それは、「他人のモノサシ」で生きることだからです。


他者評価というのは、常に変動していきます。

たとえば「人から頭が良いと思われたい」と、します。

そこで他人がどう思っているか・・・を聞いてみると。

Aさんは、友人と比べて「あなたの方が良い」と言うかもしれません。

Bさんは「クラスで平均点だから、まあ良い」と判断するかも。

Cさんは「いまの学校の偏差値を勘案すると、それほど良い方ではない」
と言うかもしれません。

それって、どの学校を受験するかによって、
自分の偏差値は変わらなくても、
「合格判定」は変わるようなもの。


受験先は自分で選べますが、
日々出会う相手は、自分で選べません。

それなのに、それぞれの人のモノサシ（合格判定）で
判定されたら、イヤじゃないですか。

だったら、「自分のモノサシ」で生きましょうよ！

上の例で言えば、偏差値は
相対的ではありますが、自分のいまの力を数字に現したもの。

ココロの偏差値は、5教科ではありません。

あなたのやさしさや、デリケートな繊細さ、きまじめさも
ぜんぶ価値があります。


そんなもの価値がないって思いますか？

いいえ、ありますよ。
すべてのものは両面から見ることができますから。

「おおらかな人」を、「おおざっぱでいい加減」という風に
見ることもできますよね。

逆に、「よく気づく細やかな人」を、「神経質」という風に
とらえることもできるんです。

だから、「気持ちが変わっていく」のは誰だって当たり前なのに、
「口だけ」という評価だって、できるわけです。


そんなネガティブなことしてたら、
幸せにはなれないでしょう？

まわりの評価を気にしたり、振り回されていると、
それを利用する人も出てきます。
サギに引っかかりやすくなったり。

だからね。
自分の評価は自分でしましょう。

幸せだって、他人が決めることじゃなく、
自分が感じることですよね？


だから、どんどん自分のモノサシで
自分を評価していきましょう。

自分がうれしくなるように、ちょっぴり甘めに、ね☆

このプロに有料相談

回答日時：2012年9月 7日(金) 12:23 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家

百世 安里相談件数：144件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談 このプロに有料相談