カウンセリング・コーチングをお勧めします。

佐古 康弘

モリンガさん、ご相談ありがとうございます。
一番の理解者で、いつも応援してくれていた友人が亡くなられてしまったようで、とても辛い経験だったと思います。
同時期に仕事や恋愛でも大変な思いをされたようで、精神的にも肉体的にもボロボロになってしまったのですね。
性格上、一人で抱え込んでしまう癖があるようですので、とても苦しかったのだと思います。
それでも乗り越えて人生をしっかり歩んでいけたというのは、モリンガさんが優秀で、強さもしっかり持った素晴らしい人なんですね。
「この人だ」という今まで生きてきた中で初めての感覚を持てた彼と、付き合う事ができなかったことは、とてもショッキングだったことでしょう。
なぜ上手くいかなかったんだろう？と気持ちでいっぱいのようですが、原因は彼の事情という事ではないのですか？
いろいろ考える中で自分で気づきを見いだせた事は素晴らしいです。
人間には必ず二面性というものがあります。
どんなに強気、勝気の人でも、心の中がそれだけである事はあり得ません。
本当は自分に自信がなく、自分が傷つかないように、身を守る為にしていたモリンガさんもいたのでしょう。
そして、弱い自分を強くしたいと一生懸命だったモリンガさんもいたのでしょう。
この気持ちは悪いものではありません。
人間だれでも弱さを持っています。
そして、弱さを少しずつでも強くしようと思って頑張れる人は素晴らしい人です。
これからは、本当は、もっと素直な自分で、柔軟に生きたいし、強がる自分は嫌だという気持ちを大切にしていきましょう。
どうして良いかの確実な答えは存在しません。
だけど、方法は無限のように存在します。
どの方法が自分に合っているのかを選び、行う事を明確にしましょう。
あとは、行動しながら徐々に修正を繰り返し、より素直な表現が出来るように調整していくだけです。
モリンガさんに変わりたい気持ちがあるのだから、今のままという事はありません。
だから、殺伐とした自分に日に日になっく恐怖を感じる事はありませんよ。
自分で方法が見つからないのであれば、カウンセリングをお勧めします。
カウンセラーと一緒に、モリンガさんに合った方法を選び、マイペースに修正しを繰り返して変わっていきましょう。
ちなみに、急激に変わろうという気持ちは絶対に持たないでください。
今までの自分を急激に変えようとすると、無意識が拒否反応を起こして、頑張っても変われないという矛盾が生じて苦しんでしまいます。
今のモリンガさんを車で例えると、猛スピードで走っている状態です。
違う方向に行きたいからといって急ハンドルをきれば事故っちゃいますよね。
多少遠回りに感じてしまうかもしれませんが、少しずつハンドルをきっていってゆっくり方向を変えていきましょう。
モリンガさんのハンドルを握って操作できるのはモリンガさんだけです。
でも、専門家が助手席に座って、ハンドルのきり加減やルート案内をする事は可能です。
モリンガさんが思い込んでいる、どんな困難も一人で乗り越えてこそ、意味があると言うのは少し勘違いがあると思います。
どんな困難も自分の力で乗り越えてこそ、意味があると言うのが正しいのではないでしょうか？
そして自分の力で乗り越えているのならば、サポートを受けても問題はないんです。
自分は何もせず、誰かにやってもらって困難を乗り越えても、自分の力にはなりません。
でも、自分は精一杯の力を出して頑張った。そしてサポートも受けて困難を乗り越えたのならば、それは確実に自分の力となります。
大切なのは一人で行う事ではありません。
自分も一生懸命行っていれば、必要に応じてサポートを受けていいという事を忘れないでください。
実は、一人で頑張ってきたと思っている今までの事でも、必ず誰かのサポートがあったりするものです。
人間は一人では生きていけない生き物ですからね。
私達が今、便利に使っているパソコンや携帯電話などのツールも、誰かが作り出してサポートしてくれているんです。
私が今、モリンガさんの相談に応えられているのも、パソコンを作った人、ネットを作った人、悩み辞典さんのサポートを受けて行っています。
モリンガさんには実際に人間として強い面があると思います。
だから、それを活かす事は全然いいことです。
だからこそ、それ以上強がる必要はありません。
これからは、弱い面はサポートを頼って、しっかり感謝する事を身につけていきましょう。

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回答日時：2012年9月22日(土) 14:34 JST

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