今必要な事は調査のその後です。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

お返事遅くなり申し訳ございません。
とにかく、今はちょっと冷静になって下さい。苦しい事はよく理解できます。
夫婦でありながら浮気とか不貞と言う言葉を使うと、それは現状を表す言葉で、何か空々しいのですが、された側から考えると、それは裏切り以外なにものでもありません。
どんな理由があっても、信じたいと願いながら裏切られるほど苦しい物はありませんから、本当にお気持ちはよく分かります。

しかし、ここできちんと認識させておきたいのは、離婚をしたいとか別居をしたというのは
ご主人からの要望だという事です。
それらしい理由は言っているでしょうけれど、ここまでの事でお分かりだと思いますが、そんな理由は先に全部離婚ありきで考えられた取って付けた理由にすぎません。
1lnonamidaさんが文頭に書かれているように、ご主人は「一方的に」離婚を要求しているにしか過ぎません。夫婦は２人が居て初めて夫婦です。だから双方に考えがあって当然で、互いに考えがある以上、噛み合わない論点も出てきて当然です。だから合意が出来るなら、相手の要求をのめばいいのですが勝手な要求には応じる必要もないと考えるべきなのです。
極端な言い方をすれば「死んでくれ」と言われたら死にますか？やや子供じみた言い方ですが
離婚をしたいと言われても、無視をすればいいくらいだとお考え、気を強く持ってください。

でも気を強く持ってほしいと言われても、信じていた夫の裏切りで1lnonamidaさんの心は大変傷付き、弱っていますよね、そんな気を強く持つことなんてできない、とお考えですよね？

では、こう考えては如何ですか？
実は一番、恐れているのはご主人で、本当はご主人の方こそ、ビクビクしながら様子を見ている弱虫だという事を聞いても、まだ1lnonamidaさんは、ご主人より、か弱い女性だと思いますか？

私はこの夫婦問題のカウンセリングをしてきていつも思うのは、妻であるどなたも、夫の本当のタイプや心は分かっていないと、つくづく思うのです。

こんな風に妻を裏切り、家を出て行くなんて、鬼のような男だと妻は考えるのですが
鬼だとしても、それが【強い】という事ではないのです。

別居の理由はたった一つではありません。帰宅時間を気にしない生活を求め、自由に浮気相手と逢瀬出来る環境が必要だったのでしょう。家を出て浮気相手とふしだらなセックスにふけりたかったのでしょう。
でも1lnonamidaさんにすれば妻や家庭を置き去りにしてまで、求める事なの？とお思いでしょう。
そうなんです、我々女性からすれば、家族よりも大切な浮気って何？って言う風に、まったく理解できないと思うのです。
しかし、男性にとっては、時として、正論より邪悪な事に身を置いてしまうと言うくらい
セックスは大事なのでしょう。
そのセックスライフを守るために、家庭だって捨てるというのだ、ご主人だという事をまず念頭に置いてください。こうして考えると見えて来るものがあります。

本当に気の強い男性なら、妻と一緒に生活して、そのセックスライフが叶えられないとしたら
生活をしながら妻を責めてきます。とことん妻を追い詰め、妻の方から離婚を願い出るくらい妻に対して酷い事を言ったり、したりします。
つまりもし妻を捨ててでも、そういう生活を手に入れたいなら、一緒に生活をしながら、妻に諦めさせ、正々堂々と家を出てきます。
これが本当にある意味、強い男の姿です。

しかし、ご主人はそこまでの事をするのではなく、とりあえず家を出たという事は、妻をそこまで苛め抜く事は出来ない、やわな部分があるという事です。
別居をして自分の浮気をばれなくしておいて、離婚はあくまでも夫婦の性格の不一致などのせいにして別れようとしているのが見え見えです。
もちろん、自分の浮気を最初から正直に言う男性はいませんが、少なくとも男らしい男は慰謝料の一つも用意して、妻に別れてくれと断言します。
これをせずして家を出るのは、慰謝料のお金の問題もあるでしょうけれど、むしろ自分を安全圏に置きたいという弱虫の発想です。
何を隠そう、この先どうなっていくのか不安で仕方がないのはご主人の方なのです。

だから、ご主人のいう主張を、こちらは聞き入れる必要もないと言うくらい、強気でいても大丈夫です。

さ、これでご主人の心の中は少し分かって頂けたと思います。
しかし、解ったとしても、ご主人が離婚を撤回してくれなければ、1lnonamidaさんの願いは叶いません。
ではどうしたら、いいのでしょうか？

まず、ここで傷ついている1lnonamidaさんに追い打ちを掛けるようで、大変申し訳ないのですが、ここであえて厳しい事を申し上げます。

1lnonamidaさんは、方法を間違っています。

もちろん、夫の浮気という、生まれて初めての体験です。何も道しるべの無い中、一生懸命、自分なりに考え、探偵も付けられ、そしてその結果、今に至ります。

これは刑事事件と同じで、初動捜査、つまり初めの一歩が踏み間違えると、全部が狂ってくるのです。1lnonamidaさんは初めの第一歩が間違っていたのです。

変な例え話ですが、幼い子供が駄菓子屋で小さな玩具を盗んだとします。
それが誰にもばれずにいると、その子は必ず学校に上がっても友達の持ち物を盗んだりします。それがもっと、見つからなければ、非行や不良になり、果ては窃盗や詐欺などを働くことになります。
でも、駄菓子屋の段階で駄菓子屋のおばちゃんの目に留まり、げんこつでも食らわされば、
その子は二度と万引きをするような事にはならないでしょう。
つまり初めが肝心、最初の処置を間違うと、その後の事にとても影響が出てくるのです。

では1lnonamidaさんの何が間違っていたかと言うと、調査をして、その後の対策が間違っているのです。
ご主人の浮気を見つけ、鬼の首を取ったつもりで、ご主人に問い詰めても、ご主人は適当な言い逃れで、その場を取り繕います。
そしてどう言えば妻が安心するか？どうすればこの先も浮気相手と続けられるか？
これには「浮気相手と別れた」と言う事が一番なのです。

もちろんご主人も、人の子ですから、その時に、今のような時期まで浮気を続けようとは思っていなかったかもしれません。
余程のワルでない限り、１回目の浮気がばれた時は、1lnonamidaさんの涙を見れば胸が痛んだと思います。
その時に、1lnonamidaさんに謝った気持ちには嘘はないと思います。
しかし、本来優しいご主人のようですから、その時に浮気相手にも同じように泣かれるとしたら、浮気相手の事も無下に切り捨てる事は出来なかったという理論が成立します。
その時点で、家庭の大切さが分かり、浮気相手ときっちり別れてこれるくらい、気持ちの強い男性なら、そもそも浮気の欲求に負けはしないのです。

そういう事から考えると、一番大事な事は、浮気をしたその後、1lnonamidaさんがしなければならないことが沢山あったのです。

しかし、探偵に頼むと、調査の結果が出たら、後はどうぞご自由に・・・とまでは行かなくとも、少なくともそこからは1lnonamidaさん自身が、ご主人とのやり取りを組み立てないといけなかったというのが、道を間違ってしまった大きな理由だと私は考えます。

普通、探偵会社はホームページなどで、「アフターフォロー在り」とか「カウンセラーが付いています」と書かれてあります。
でも本当にそういう指導がありましたか？もっと言えばアフターフォローとは弁護士を紹介しますよ、という事で、この弁護士とは、離婚をするなら、とか浮気相手に慰謝料を請求するなら、という事で1lnonamidaさんのように、夫婦が浮気問題を乗り越え、修復したい人には
このアフターフォローは役に立たないのです。

だから1lnonamidaさんは不慣れな、人生初めての夫の浮気に対して、ネットで書かれてある情報を元に、ご主人と話し合われたのだと思います。

これが失敗というか、初動捜査の間違いと同じで、誤りから始まってしまった「今」があります。つまり詰めが甘かったという、調査はしても後がぐだぐだになったのだと思います。

ではその「今」とは何かというと、探偵を付け、浮気の証拠を握ったから、夫を問い詰めた事によって、ご主人は、益々隠し上手になってしまった、という今があります。

そして、今現在継続中の浮気をまだ尚、続けるために家を出て、別居という実績を作り、離婚にたどり着こうとしています。

NPO団体に相談され、探偵会社を紹介されても、私ならその調査その後に、もう一度NPO団体に、その後どうしたらいいかを相談に行きます。
紹介だけして終わりなら、それは単なる紹介業です。
1lnonamidaさんは再び、調査の結果を持ってそのNPO団体のところに相談に行かれるというのが順番でしょう。しかしあまりの調査料金の高額さに手が止まっておられるのですね。
では、私にご相談下さったとはいえ、そのNPO団体は調査のその後に、力になってくれそうですか？実は色々な団体があり、探偵会社の前団体としてNPOがある場合もありますので、
ここをきちんと見極める必要があります。

以前、ご主人の浮気発覚の時に、NPOのような所に相談に行かず、いきなり調査をしたというのは、ある意味1lnonamidaさんも自分がネットなどで調べた事で進んでいけるという自信があったのかな？
私は正直言って、ネットの中にはとても多くの情報があるとは思いますが、それは所詮人の体験談だと思うのです。Aさんという人の体験談は所詮Aだから出来た事で、そのAさんの相手にはBさんという夫が居て、そのAさんとBさんの組み合わせと環境だから成功した話かもしれないのです。

1lnonamidaさんとAさんは全く別人ですから、ノウハウだけを真似ても性格も気の強さも
背景も全部違うし、ましてBさんという人のタイプも知らず1lnonamidaさんのご主人に当てはめて考えるのは無理があると言わざるを得ません。
1lnonamidaさんには1lnonamidaさんに合った、パーソナルな方法を少なくとも考えないと
ネットの中の勇ましい一般論が1lnonamidaさん夫婦に通用するかどうか、その検証もなされないまま、行動したと言うのが一番の間違いだったと言えます。

だから、今、こうして私のところに相談を寄せて下さいましたが、こうした問題は、どこから情報を得るかで、道が分かれます。
ここを探偵さんを紹介して下さったNPOに再び戻らず、私のところにご相談下さったと言うのは調査以外の解決方法を求めて、という事でしょうか？
それならば、そのNPO団体が夫婦問題を扱っているとしたら、そこでも答えてくれると思うのですが、あえて私へご相談下さったのは、どういう事かな？やはり情報は少しでも多い方がいいという事ならば、残念ながら、私もそのNPO団体と同じで調査の必要性は感じると言うのが結論になります。
何故なら、今後の起きてくるであろう問題を予期しますと、以前の浮気の証拠は５年前ですから、慰謝料請求をするにしても、有効期限が３年までなので時効で切れてしまっています。

そこで1lnonamidaさんにお伝えしたいことがあります。
私はこの相談業をしていて、パートナーの浮気問題が実に７０％～８０％を占め、中には
パートナーの浮気に気づいてらっしゃらない方もいるので、本当の核の部分に触れられず問題解決が出来ない事が多々あります。
そこで、私は調査の必要性を実感し、まず相談者に「事実」を踏まえ、その上で問題解決をしてもらうために、実はこの度調査会社を立ち上げました。
本日からこの悩み辞典でも表示して頂ける事になり、正式にお伝えできる事になりました。

「何～だ、結局カウンセリングとはいえ、調査を勧めるのか？」と、がっかりされる方もいるかもしれません。
でも誤解を恐れずに申し上げます。調査をしなければ前に進めない事柄があるという事です。

しかし、一番大切な事は、調査をしたその後、なのです。
すでに1lnonamidaさんもご経験のように、調査をしたその後がむしろ調査以上に重要です。
正直申し上げて、以前の調査の結果、浮気相手と別れさせることも出来ず、今に至っているとしたら、以前の調査は無駄だったとさえ言えます。
大事な事は、今からなのです。

だから、私はカウンセリングはむしろ調査の後だと考えました。
1lnonamidaさんは以前、調査された時、調査中、その最中、ご主人にどう接したらいいか
困りませんでしたか？またご主人の言動、一つ一つに、「何でこんなことをいうのだろう」と
真意に悩んだりしませんでしたか？

私は多くの相談事例で、概ね男性の言動の真意が分かります。
これを調査中も相談者と話し合いながら、調査を進めて行きます。

調査は単なる浮気の証拠を掴むだけではありません。
調査で出た結果により、その対策も考えないといけません。
浮気相手の女性が、水商売か素人か？独身か何歳かバツイチか？
ご主人の会社の同僚か、どういう所に住んでいるか？
色々、人のタイプによっても、手ごわさが違います。

こうしたことを見極めながら、調査中、調査後の心の不安に寄り添います。
そして一番大事な事、「どうしたら夫とやり直せるか？」
ここにフォーカスを当てた調査をします。

もちろん、調査をしたことが余計に夫の気持ちを離れさせてしまわないか？
こういう不安も抱えながら、調査そのものに罪悪感を感じる事も私は知っています。

誰しも調査なんてしたくはないのです。
でも、夫婦を修復するために、どうしても押さえておかなければならないことが
世の中には必要だという事もあります。

もちろん、調査はボランティアでは出来ませんが　１００万円って・・・・・椅子から転げ落ちそうになりました。まず私のところは価格も一桁違いますが、それよりも大事な事は、調査中と調査後、きちんと1lnonamidaさんに寄り添いますから、孤独にはさせません。

ここで一言、アドバイスですが、今インターネット上で、沢山調査会社の広告が出ています。
これがすべて悪いとは申しませんが、私のところに相談に来られる方が、すでに調査をされていて、驚くような金額を払って調査をされた方が多くいます。
これが満足のいく完成度の高い調査ならまだましですが、調査の内容を見ると、無駄な時間と人員を使い、調査料金が高額になっている事も見受けられます。そんな中、とても稚拙な調査で、私から見ると明らかに失敗していると感じられるという事もあります。
これではせっかくの高額な調査も意味がありません。
また、ホームページの価格表では安く表示してあっても、実際に契約すると、その１０倍くらいになっているという事も少なくありません。

そういう事で、調査会社選びも大事ですが、私はこの悩み辞典で顔を出し、言葉に責任を持つ事が使命だと思っています。そして何よりも調査のその後、幸せになってもらいたいのです。

この事をモットーに、大阪の公安警察の届けもし調査をしております。
営業モードと誤解を恐れずに申し上げますが、手前味噌ではありますが、
誠意を持って調査をしています。
今の1lnonamidaさんには、やはりここを越えないと前にはいけないと思います。
一度、悩み辞典での告知を見て下さい。
調査に対する相談は無料ですので、下記をご覧になり、お気軽に連絡を下さい。
https://www.nayamijiten.com/staticpages/index.php/cam_furin

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回答日時：2012年9月21日(金) 10:56 JST

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