断じて離婚を阻止しないといけません。

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

SEA!UMIUMIさん、誰にも相談できず、本当に苦しい思いをされましたね。
その胸の内は　私も通ってきた道ですし、多くの相談者の浮気問題に取り組んできましたから
手に取るようにSEA!UMIUMIさんの気持ちは分かります。
インターネット上では　悩める人たちの掲示板や知恵袋などで、体験者のアドバイスが書かれてあります。
確かに成功例は参考になる事もあります。
しかしその殆どが浮気の証拠を撮って、浮気相手に直談判して・・・・と　通り一遍等に書かれてありますが
浮気のケースはよく似ていても、それぞれ夫の性格が違います。
SEA!UMIUMIさんのご主人のように、逆切れするタイプや、逆に弱いタイプだとそそくさと家を出てしまったりと逃げる夫もいます。
そして浮気相手の女性も、水商売のプロもいれば、独身の女性もいるし、バツイチの女性では、そのタイプも違います。
ご主人のタイプも色々いる中で、相手もある事です。
そのご主人と、相手女性との組み合わせによっても、こちらの対応策が違ってきます。
それなのに、お悩みサイトでは　「浮気の証拠を撮って相手に慰謝料請求をする」というワンパターンに落ち着くようです。

サイト上でのノウハウは　所詮その人の経験則でしかありません。
そこで、たまたまうまく行った人たちだけが　参考意見を書いていますが　実際はその通りに行かなかった
人たちばかりです。そうしてうまく行かなかった人は　そういうサイトにも投稿しませんが、実際はそのうまく行かなかった人達の方が　大多数という事を知らないのです。

そして　ネット上での夫婦修復のハウツーマニュアル・・・・・・
これが　19800円くらいで　ダウンロードしてみても　実際にこれに書かれてある事は、夫婦の向き合う姿勢や心構えのような、当たり前の事が書かれてあります。
馬鹿にするわけではありませんが　夫婦が危機に陥っている時に　いつも夕飯は夫の好物をつくれとか、
妻はオシャレで綺麗にしなさい、夜はセクシーな関係になるよう雰囲気づくりを心がけよう、とかの当たり障りのない事で主に精神論が中心です。

しかし現実は、ご主人の心の中に他の女性が棲んでいるとしたら、その人に目も心も移っています。
そんな中、妻が一生懸命に自分を変えようとオシャレをしても、そもそも妻の方を見ていないと言うか
ご主人は　妻に背中を向けている事になります。

だから夫に、優しい言葉を投げかけても、それは背中に向かって言っている事になり、あまり効果はないのです。
たいてい妻という立場にある人は　夫と女性と別れさせたいと思っているのですが、そんなことを望めば
夫は、益々妻を嫌うだろうという心配から　多くの妻たちは、「私にも悪いところがあったので、まず私が変わるところから始める」と言ってその女性の存在に手を付けるのを怖がります。

しかし、中にはSEA!UMIUMIさんのように　自分から女性に直談判する方もいますが　これももっと計算をして取り組まないといけないのです。
それを勢いだけでやってしまうとそれは　失敗しますし、そういう体当たりをすると、ご主人に離婚を言われてしまう材料を作ってしまうだけです。これを無鉄砲と言います。

SEA!UMIUMIさんの、自分を変えようとする向上心はいい事だと思います。
でも、今ご主人の目がSEA!UMIUMIさんを見つめていないのですから　SEA!UMIUMIさんの努力はご主人の目には留まらないのです。
だから　SEA!UMIUMIさんに対してご主人は　努力を讃える事を言ってはくれていますが　だからと言って
離婚の意思を変えないのは　要は　そういうことではないという事なのです。
むしろ　嫌な言い方をすれば　この段階になると、むしろSEA!UMIUMIさんを怒らせず、敵対心を持たせないという事にしておくことは　ご主人は自分の離婚を進めやすくする為だという、深読みもしたくなります。

だから　今、SEA!UMIUMIさんのなすべきことは　自分磨きではないと思います。

SEA!UMIUMIさんはこの浮気相手の女性を排除することに失敗した為、自分を今度はご主人に受け入れてもらおうと努力されましたが、これは問題のすり替えです。
こういう女性の存在があったままでは　ご主人と修復が出来るはずがないのです。
浮気の事と、妻への愛情を再確認することは　まったく別の事です。
浮気問題が起きて　夫婦の関係にひびが入ったという場合、何とか夫婦修復をしたいと望まれますが
先ほどから何度も書きましたが、浮気相手の女性の存在があったままで夫は妻の方を振り向くなんて
事はしません。
まずは女性の存在が無くなってからでないと、夫婦の修復にも取り組めるはずがないのです。
つまり　浮気を終わらせる事と　夫婦の修復とは　別の作業だと思ってほしいのです。
それなのに、世の中の妻は　それを混同していて　女性の存在はともかく　自分達夫婦の関係をどうにかしたいと望むのですが　これこそが　どだい無理という事になります。
だから夫婦の修復を望む場合は
多くの妻は、自分にも悪いところがあったから　夫が浮気に走ったのは、自分にも責任の一端があると言います。だから女性の存在は、それはそれといて、自分たちの夫婦の関係を立て直したいと言われます。
私はいつも　こういう浮気相手の女性を病気に例えるのですが　癌という病気に例えます。
癌は体に置いたまま　健康になりたいと望んでも無理なのです。
身体にメスを入れる手術は誰しもしたくありません。
しかし、今　健康じゃないのは、身体に病巣があったままでは　どんな健康食品や青汁を飲んだところで
健康になんてなれるはずがないという事です。
夫婦修復のマニュアルも無いよりは読んだ方がいいのかもしれません。
これは　日頃の心がけには大事な事かもしれませんが　むしろ緊急事態の対応策ではありません。
救急車に乗せて　緊急手術を施して、癌を取り除かないといけない患者に青汁を飲ませているようなものです。ただ、ちょうど　こｎハウツー本は2万円くらいでしょうか？
効果が無くても、諦められる程度の出費ですし、こんな本を買ったという罪悪感から　文句をいう気もしませんね。でも　本当に必要なのは　こうした事にお金を使うより　今、本当はご主人とこの女性がどうなっているのかに、費用を使うべきです。
何でも自分で動くと費用は掛かりませんが　その為　SEA!UMIUMIさんのケースのように　ご主人にばれて
その事を口実に離婚を言われているのでは　何重にも損をするのはSEA!UMIUMIさんになります。
今現在、お子様も小さくて　大きな出費は困難だと思いますが　だからこそ今後母子家庭になるともっと
生活は苦しくなります。
今の世の中、母子家庭の平均年収は　200万円を切ります。
これをご主人から養育費を貰って、と算段している人がいますが、これは読みが甘い。
今　SEA!UMIUMIさんのように　可愛い盛りのお子様が居て、その子供を捨て去ろうとしているご主人が
毎日顔を見なくなれば、その子たちに毎月、養育費を振り込むはずがない。
今、現在養育費も何でも払うという場合は　とりあえず、そう言っておいて離婚を成立させようとしているだけです。
またもっと悪い風に考えると　ご主人が再婚し、向こうにも同じく　子供が二人生まれたとしましょう。
そしたら、途端に養育費は切って来るか、減額請求してくるでしょう。
だから、どんなことがあっても離婚なんて事は応じてはいけないのです。
子供さんが小学校に上がるまで、とか時期を決めるなんて事ももってのほか。
子供は大きくなればなるほど、お父さんと離れがたくなるものです。
物心つかない内ならともかく、上の子供も思春期になるような時期の離婚はやはり考えるべきではありません。
その為には　夫は女性とは別れているかもしれない、なんて夢みたいな事を言っていてはダメ。
女性と別れていたらご主人は離婚する意味はないのですから　今でも離婚を迫ってきているという事が女性と別れていないという事だと考えて欲しいのです。
だったら、どうしたらいいかと言うと、やはり1にも2にも女性の存在を排除しないとなりません。
これはその相手のタイプにもよりますので　作戦というか戦術と戦略が必要です。
女性とご主人を別れさせること、これがまず第一にするべきことです。
その次に離婚回避です。
そしてその次こそ　時間を掛けて夫婦修復です。
しかし、ご主人はこの離婚を迫ってきている以上　修復にまでこぎつけるはずがないのです。
そういう事で　とりあえず離婚だけは阻止しておけば　後はどれだけ時間が掛っても夫婦の修復に取り組めるチャンスはあるのです。
そういう時間稼ぎというか　離婚を回避しないと夫婦のこれからも、何もありません。
ここを理解して頂けるなら　私と一緒に女性の排除を考えましょう。
ここから先は調査も必要になる事もあります。
もし、必要に感じられたら　非公開相談にお切替下さい。
オープンに出来ない相談をしないといけません。
頑張って下さい。

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回答日時：2012年11月18日(日) 00:29 JST

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