相談&回答 |
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ご相談者:60代/男性
はじめまして。
私は二十代の頃、初めてギャンブルに手を出してから次第に依存傾向が強くなり、
三十代の時には一度それが原因で多額の借金をつくり破産しました。
それでもギャンブル(主に競馬、パチンコ)を止めることが出来ずにいました。
ところが四十代後半に就いた深夜勤務の仕事の関係からか、
ある時を境にピタリとギャンブルをやらなくなり、3年間一度も手を出しませんでした。
たまたま時間帯的に余裕がなかっただけなのかもと思いましたが、、
その間は特にギャンブルへの欲求は嘘のようになかったのです。
やりたいなーと思うこともしばしばありましたが、それでも以前のような強い欲求は芽生えませんでした。ハマリ込んでいた時は時間を無理やり作って借金までしながらやっていたのにです。
私自身は完全にギャンブル依存から抜け出せたと思っていたんですが、
勤めていた派遣会社が精神的、肉体的にきつかったためにうつ病的になってしまい退職しました。
退職後、近所の心療内科を受診したところ「うつ病」と診断され、薬を処方され現在通院しております。
ところが、それまで止められたと思っていたギャンブルにこのほど手を出してしまい、凧の切れた糸のように再びのめり込み出したんです。
通院し、薬を飲み始めてからギャンブルが再発したのですが、これはうつ病の薬とギャンブル依存と関係があるのでしょうか?ちなみに担当医師にはギャンブル依存の件は話しておりません。
せっかく止められていたのに再度手を出してしまったことへの罪悪感と絶望感が重なり大変苦しい状況です。現在次の仕事を求職中のため、経済的にもかなり厳しいです。そしてそういう状況下でもギャンブルに手を染めてしまっています。
妻はうつ病の事は知っていますが、ギャンブルの件は知りません。ギャンブルの資金は友人から借金をしています。
今はうつ病よりギャンブルのリバウンドがショックで死を思いつめるほどです。
うつとギャンブル依存両方を治料するのは不可能なんでしょうか?
これらのことは担当の医師に相談するべきでしょうか?
長々と申し訳ありませんがアドバイスいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
60代/男性 | 日付:2013年1月15日(火) 22:27 JST | 閲覧件数: 2,246
初めまして、中村さん。
カウンセラーの佐藤です。
お辛い状況の中、ご相談ありがとうございます。
ギャンブル依存症を含め、アルコール・薬物などすべての依存症は、残念ながら自然に完治することは殆どありません。
中村さんの場合、症状が治まっていただけで、いつ再発してもおかしくない状況であったと言えます。
10年、20年お酒や薬物から遠ざかっていた人が、たった一度の飲酒や薬物の使用で元の状態以上にひどくなり、死に至るというケースが少なくありません。
今回のギャンブル依存の再発は、偶然うつ病の投薬治療とタイミングが重なってしまったのでしょう。
依存症の方の多くがうつ病を併発する傾向があります。
うつ病の治療にも影響が御座いますので、主治医の方にお話し下さい。
また、依存症はお一人では回復困難な病気です。
是非「自助グループ」をご利用頂ければと思います。
同じ病気を抱えた人同士が自分たちの経験を分かち合いながら、依存症からの回復を目指すグループです。
経験者にしか分からない苦しみ・罪悪感・絶望感など、共感できることが多いと思います。
実際に回復している方にも多く出会えます。
必ず回復のヒントが見つかります。
インターネットでも検索できますが、主治医の方にご相談下されば、お近くのグループを紹介して下さると思います。
一日も早く中村さんが幸せに生活できるよう心から祈っています。
お力になれれば幸いです。
回答日時:2013年1月16日(水) 13:42 JST
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お忙しい中を回答ありがとうございました。
脱したと思っていたのはたまたまだったのですね。よく理解できました。
自助グループのことは以前から存じておりました。
通院先の担当医と相談して今後のことを考えるつもりでおります。
いろいろとありがとうございました。
| 60代/男性 | コメント投稿日:2013-01-16 |