相談&回答 |
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回答プロ:メンタル社労士 枌原 可苗
ご相談者:40代/男性
①退職してから転職活動する方法
②休職してでも在籍しながら転職活動を進める方法
どちらが得策かと考えています。
【背景】
11月初旬に、うつ病と診断され会社に1ヶ月の要自宅療養と記載された診断書を提出して有給取得にて休暇。
1ヶ月後、病状改善が見られない為、更に1ヶ月の要療養の診断書を会社に提出。
1月初旬、復職に向けて産業医の面談を実施。産業医からは、復職の許可は認められず。
主治医からは、2月末まで要休養と診断。
有給は、1月初旬で消化され、以後欠勤→休職という流れ
①【自身の考え】
パワハラによる理不尽な言動や強制労働が主原因である為に、
退職をして、気持ちをスッキリさせ病気を克服して新たな職場を探した方がいい。
②【会社同僚のアドバイス】
会社を辞める事は止めません。
2月末まで要休養との診断書を提出しているので、その期間内は退職せずに
まずは治療に専念すべき。
会社に在籍しながら、転職先を探す方が得策。
たとえそれが休職という立場であったとしても。
無職というプレッシャーから、足元を見られて不利な条件で採用という
事にもなりかねない。
【懸念事項】
②休職期間内に転職の面談したら不利にならないか?
また休職してるの事実を話さなかったとしても、休職期間中は収入がないので
再就職後、勤務先に源泉徴収票を提出すれば分かってしまう。
2月からは、傷病手当を受給出来るのですが、これをもらうと転職に不利になるのか?という
疑問もあります。
無収入になるのは困りますが、収入がなくても当面は生活出来る状況です。
①と②の考えと②の懸念事項で、
どういった形で転職活動を進める方が得策か迷うところです。
まずは治療に専念すべきという事で、会社に残った方が良いのか?
アドバイスの程、よろしくお願いします。
40代/男性 | 日付:2013年1月20日(日) 19:48 JST | 閲覧件数: 3,717
初めまして。
メンタル社労士の水谷恵美子です。
退職してから転職活動するか、休職しながら転職活動を進めるかでお悩みなのですね。
この結論については無責任なことは言えないので、ご自身で決断して頂かないといけないわけですが、一緒に考えてみたいと思います。
先ずは、パワハラや強制労働があったとのこと、大変でしたね。
あなたご自身では、パワハラや強制労働が原因なのだから、気持ちをスッキリさせて病気を治して仕事を探した方が良いとお考えなのですよね。
会社に在籍しながらだと、職場から電話などの連絡が来るために病気を悪化させてしまわれる方もいらっしゃいますし、職場でのことを引きずって治療に専念できない方もいらっしゃいます。そのような場合には、私は退職をお勧めしたいと思います。
次に、会社同僚の方のアドバイスについて考えます。
この不景気です。会社に在籍しながら転職先を探す方が焦らずに活動できるという点では良いと思います。しかし、その場合でも、仕事に復帰して精神的に耐えることができるのか、今の状態よりも重くならないかどうかを考えてみて頂きたいと思います。
最後に懸念事項についてですね。
休職期間内の面談や収入についてですが、答え方でプラスに持って行くことが可能ですから気にしなくて大丈夫です。再就職後に、源泉徴収票を出すことが気になるようでしたら、自分で確定申告をすることも可能ですし、面談の時に、身体を壊してしまっていましたが、今は全く問題ありませんと話すことで回避できると思います。
傷病手当金の件については、受給しても誰にもわかりません。ですから、転職で不利になるということは無いでしょう。安心して頂いて大丈夫です。
転職のことは、やはり身体のことを第一に考えて判断して頂ければと思います。病中に、転職先を探すのも大変だと思いますので、その時には、人材紹介会社を利用するのも1つですよ。お大事になさって下さいね。
回答日時:2013年1月21日(月) 16:27 JST
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水谷 恵美子先生
この度は、相談に対するアドバイスを頂きありがとうございました。
まずは主治医の診察に従い、要療養期間中は会社に在籍し、
検討する時間としました。
就労可能な精神状態となってから、将来の事を自分自身で
考え直そうと思います。
傷病手当受給歴があっても、再就職面接に不利がないという事で
尚、気楽になりました。
以上、お礼を申し上げます。
| 40代/男性 | コメント投稿日:2013-01-22 |