怖くてオッケーですよ。

心理カウンセラー 伊東 香

こんにちは、m.oさん。伊東です。

ご相談頂きありがとうございます。お返事が遅くなりまして、申し訳ありません。

2/3は、お誕生日だったのですね。13才おめでとう！

幼稚園から琉球舞踊を習っているのですね。もう10年近く続けられているのでしょうか。それだけ長く続けられるのは、とてもすばらしいことですね。

もうすぐ新人賞があって、その先生の先生はとても怖いということなんですね。それを聞いてから、そのことが頭を離れなくなってしまっているのですね。

怒ると叩くことがある、と聞かされたら、怖いですよね。怖くて涙が出てしまいますよね。叩かれる理由はどうあれ、叩かれるかもしれない、と分かっていて、それを怖いと思うのは自然なことですよ。
「まだ稽古もしてないのに、そう考える自分がばかみたい」と書かれていますが、そんなことはないですよ。


怖いと感じることはについて、少しお話しますね。

人は怖いという感情があるから、危険から身を守ることができます。例えですが、車にぶつかるのが怖い、と思わなければ、危険から身を守ることはできませんね。身の危険があるときに、怖いと感じるのは、人間が生まれながらにもっているものなんです。


怖いと感じるときや、怖くて涙が出てしまうときは、やさしい気持ちで、自分に「怖くていいよ」と言ってあげてください。自分の体を自分の腕で、抱いてあげながら言うのもいいと思います。

自然に出てくる感情は、感じることが許されて、十分感じられると、すっとなくなっていきます。

踊りの練習のときなら、「怖くていいよ」と一言自分に伝えてあげるくらいの、短い時間でオッケーです。夜眠れないようなときは、横になって、少し時間をかけて、自分にやさしい気持ちで声をかけてみてください。怖くなった時は、いつでも、自分のペースに合わせてやってくださいね。


そして、m.oさんのすばらしいところだな、と思ったのですが、「私は、怖い先生の前で泣きたくないです。泣くと、負けって感じがして。」と書かれていますね。これは、泣いてしまう自分に負けたくない、新人賞をとりたい、琉球舞踊を上手くなりたい、などというm.oさんの熱い思いなんだと思います。
この熱い思いがあれば、一人で新人賞を受けることになったm.oさんでも、乗り越えられると、私は思いますよ。


自分に向き合って、琉球舞踊に日々がんばっているm.oさんが想像されて、とてもうれしくなりました。私に相談してくれてありがとう。

これからも、m.oさんのこと応援しています。

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回答日時：2013年2月 4日(月) 16:14 JST

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