自分を追い詰めるのではなく、自分をいたわろう

心理カウンセラー・コーチ のぶさわ　正明

初めまして。「心の相談ルーム」オアシス大阪の、のぶさわです。

しょー さんのご相談内容を拝見しました。

心理学で誰にも当てはまる法則として
「うまく行かないのであれば何でもいいから違う事をする」という
法則があります。

恐らく、あなたの場合は「頑張らばきゃ行けない」「負けてはいけない」
等という様々な信念の基に、常に自分を厳しく追い込んで来て自信を
勝ち取って来たタイプではないでしょうか？

勿論、それ自体は決して悪い事ではないですし、今迄はそのパターン
が通用して来ましたよね？

所が、今回はそのパターンが通用しなくなっちゃった。

だって、自分を責めて追い込む人があなたとゼミの先生の２人に
なっちゃった。

そして布団から出られない自分を「甘えてる」と更に追い込む。
そして先生もそんなあなたを益々追い込む・・・・。

野球に譬えて言うと、あなたは２０キロのランニングでへとへとなのに、
走り終わった後にすぐ、厳しい監督の千本ノックを受ける。そして
へばってる自分は「甘えてる」と思い込んで、更にランニングを自分に
課してしまう・・。

→そんな事を続けたらどうなると思いますか？

それは起きられない位にボロボロになってエネルギーが無くなるでしょう。
それが今のあなたの状態だと思います。

では、どうすればその悪循環のパターンから抜け出せるのか？
その、パターンを崩す為のヒントを書いてみます。

①ランニングの手を抜く
→「そこまで頑張らなくてもいいか！」「負けてもいいか！」、と
自分を許してあげる。

＝想像ですが、あなたは”自分には厳しく人には優しくを思いやる事の
できる人”ではありませんか？（そういう人だからゼミ長に抜擢された
のだと思うけど）

もしそうなら、あなたの親友が同じ様に自分を追い込んでボロボロになって
苦しんでるのを見たら、「甘えたらいけない！もっと頑張れよ！」と
言いますか？　

「もうそんなに頑張らなくていいから！」と言ってあげるのではないですか？
→それを自分に言ってあげましょう。

②監督にノックを減らしてもらう様に申し出る
→今のあなたの状態をゼミの先生に正直に打ち明ける事や友人に相談する事、
最悪ゼミ長を辞める事もパターンを崩す事に繋がるかも知れません。

（その前に、あなたのもう一つの信念”人に頼ってはいけない”を
　さっきと同様に親友の立場に立って”人に頼ってもいい”という柔軟な
　信念に入れ替える事が必要ですが）

そして、心理学のもう一つの法則として
③「過去にうまく行ったやり方をもう一度やってみる」というのもあります。

→あなたは過去に今ほどではないにしても、行き詰まりを打開するどんな
　やり方を行って来ましたか？

それを思い出して、片っ端からもう一度やってみると、何が効果的かが
わかると思います。

そして、心理学の三つめの法則として
④「うまく行く方法がみつかれば、それを続ける」というのがあります。

→色々思い出して、少しでも効果がある方法がみつかれば、それを続けて
　みましょう。

このプロに有料相談

回答日時：2013年2月 7日(木) 13:00 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

心理カウンセラー・コーチ

のぶさわ　正明相談件数：44件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談 このプロに有料相談