男性or女性に仕分けすることを一旦止めましょう

メンタルコンサルタント 林岡 奈央（旧：竹林）

まろんさん、初めまして。ハートサポーターShineの林岡でございます。
自分は男性なのか？女性なのか？と、長い間迷われているんですね。

幼少期の遊びや興味は、周囲の環境に左右されることもありますのでそれほど珍しい記憶ではないと私は思います。
女ばかりの中で育てられると、女の子の遊びが多くなりますし、考え方も女性的になることもあります。

また、母親が男性に対して嫌悪感を強くもっている場合や、乱暴な男性が身近にいて身の危険を感じたことがあったりすると、「男らしくあってはならない」という想いを強くもつこともあります。
この場合、「男性だけど、男らしくなってはいけない」「男らしくなってはいけないけど、男性でいたい」という気持ちが働き、どっちつかずになる可能性もあります。

どうしても「男性らしさ」「女性らしさ」にあてはめて評価しようとしてしまうと、迷ってしまうこともあるでしょう。
まずは、どちらかに分類することを一旦止めてみてはいかがでしょうか？
その上で、それぞれの出来事において、自分にどんな意図があるのか思い巡らせてみましょう。
人の行動には必ず肯定的な意図があります。それを見つけてみることをお勧めします。

例えば、
「柔道をやって鍛えられていく自分が好き」は、男らしさとか強さを身につけることに喜びを感じているのかもしれません。
「髪を伸ばす」ということは、優しさやソフトな印象を身につけたいからなのかもしれません。
「髪を切りたい」というのは、現状からの脱却を図りたいのかもしれません。
ここに挙げたのは例ですが、ご自分で導き出したそれらの意図を総合的に見つめて行くと、答えが見るかるのではないでしょうか。
ピラミッドは順に組み立てていかなければ完成しません。
一気にゴールの頂上を築こうとすれば、出来あがったとしても脆弱なものになります。
それと同じで、どちらの性であるかも大切ですが、自信をもって自分であり続ける為に自分と対話をしてみてください。

もし、何らかの診断を希望する場合は、お医者様にご相談ください。
他、解りずらい点等ありましたらホームページ（http://www.hs-shine.com)よりお問い合わせください。

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回答日時：2013年4月28日(日) 20:17 JST

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