応援しています。

公認心理士 / ｽｸｰﾙｶｳﾝｾﾗｰ / 研修講師 / ｺｰﾁ 増田 進明

　ご相談ありがとうございます。内容読ませていただきました。

　私事ですが、世間一般の「親のイメージ」と、自分の親はどうやら違うようだ…何度考えてもやっぱり違う…という心境になった経験が私にもあります。

　知り合いにそれを相談しても「そんなことないよ」とか「そういうもんだよ、でも心の中ではちゃんと考えてくれているよ」などと言われたりして、「そうかなぁ…でもいくら考えても、とてもそうは見えない」と、不完全燃焼のような、すっきりしない思いになったりしました。

　また、前向きな発言をすると否定されるといったところはまさに自分と共通しているな、と思いながら読んでいたところです。


　ですので、ご依頼主様が、今までずっと見てきた上で「どうやらうちの母親は、娘の幸せを望んでいるといった感じではない」と心底思えるのであれば、私はあなたの目に狂いはないと思います。

　そして、今までどおりの生活をしていたら、これからも同じである可能性は高いと考えます。
　未来のことは誰にもわかりませんから、そのままの生活をしていても、偶発的な何か出来事が起きて、人生が激変する可能性もあるにはありますが、宝くじが当たるような確率ではないでしょうか。

　そういったことに期待するよりは、自分から変えていった方が良いと考えます。


　おそらく今までも一人暮らしをするといったことを考えたことは何度もあろうかと思います。でも様々な理由から、それを断念してきたのではないでしょうか。

　母親をかわいそうに思う気持ちや、
　一人暮らしをしようものなら、母親からひどくののしられたりするのではないか、という怖れの気持ち、
　他にも様々な気持ちが複雑に入り混じって、なかなか踏み切れなかったんだろうと思います。
　それはあなたが優しくて、思慮深い方だからこそなので、いわばあなたの人間性が良いことの裏返しなのですが、

　たとえば５年後に、「あのときこうしていれば、私の人生、違っていたかもしれない」といった後悔をしてほしくはないと思っています。
　（そして、もうこれ以上後悔したくない、といった気持ちがあるからこそ、こうして相談をされたのではないでしょうか。）


　最終的に決めるのはご依頼主様ですので、「熟慮断行（じゅくりょだんこう）」という言葉がありますが、よくよく考えた上で、やるときは思い切って迷わず、ブレずに実行してください。応援しています。

　私がなにか心の支えになれたり、実行する上で細かい作戦を立てたりと、協力できることがあれば、いつでもご連絡ください。

　長文読んでいただきありがとうございました。

　

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回答日時：2013年4月29日(月) 02:23 JST

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公認心理士 / ｽｸｰﾙｶｳﾝｾﾗｰ / 研修講師 / ｺｰﾁ

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