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ご相談者:20代/女性
私は、現在アルバイトもせず、自分の将来やりたいこと、なりたいものがなく、途方にくれています。
今年の3月に大学を卒業して、親とは今年公務員試験を受けるということで、就職浪人させてもらいました。大学4回生の時にも公務員試験を受けて失敗しました。それから、なにもやる気が起きなくて、自分が一体なにになりたくて、大学行って、就職しようと思ったのかがわからなくなりました。
自分に何がしたいのかを問うても、答えは見つからず、ただ悩んでるだけの日々です。でも、どこかプライドみたいなのがあり、こういう仕事はヤダななどと思ってしまいます。
自分には特に資格もなく、秀でた才能もないし、新卒を捨ててしまったので、民間は厳しいと感じています。
また、親に申し訳なくて、顔向けができないので、お金をためて、一人暮らしをしようかと考えています。
自分が恵まれた環境にいて、こんなことで悩んいるなんて、もっと大変な人がいることは承知しています。ですが、私は自分が納得しないと前に進めない性格なのです。
お聞きしたいのですが、自分の仕事はどうやって決めたらいいのでしょうか。また、やりたいこと、なりたいものがない場合は、どうすればいいのでしょうか。
よろしくお願いします。
20代/女性 | 日付:2013年5月10日(金) 21:50 JST | 閲覧件数: 2,031
ご相談ありがとうございます。
日本セルフエンカレッジ協会の市岡です。
お返事遅れて申し訳ありません。
自分のやりたいこと、なりたいものが見つからない状態なのですね。
公務員試験を受けられたけれども通らなかったのは、つらく苦しいお気持ちと思います。
悩み、迷いが尽きない状態とお見受けしますが、
まずは真剣に悩んでいるということは自分の人生に真摯に向き合っているということです。
こんな状態で申し訳ない、はやく答えを見つけたいという気持ちも起きると思いますが、
自分の人生と向き合っているこの時間は、とても貴重な時間です。
後から振り返るときっとそのように感じることでしょう。
やりたいことが見つかるというのはすごいことです。
若くしてやりたいことがハッキリ見つかる人もいますが、
その一方で、すでに社会に出て仕事をしている人でも、これは自分のやりたいことなのかと
自問自答している人もいます。
やりたいことを仕事にしよう、と簡単に言われることもあるかもしれませんが、
やりたいことを見つけるというのは、人生の大仕事でもあるのです。
それは、やりたいことは簡単に見つからないよ、ということではなく、
それを見つけようとしていることはとても意義のあることをしているのだ、ということです。
やりたいことが見つかったらそれはすごいことなのです。
また、最初はそうは思っていなかったけれども、仕事してみて「これがやりたいことだった」と気づく人もいます。
反対に、やりたいことだと思って仕事をし始めたけれども、「これはやりたいことではなかった」と感じる人もいます。
そのように、仕事をやってみてから、自分のやりたいことかどうか分かるというケースも多いです。
多かれ少なかれ、仕事をしてみると、事前に考えていたこととギャップがあるものです。
事前に納得しないと進めないということは、大切な考えでもありますが、
いくら事前に納得したとしても、実際に仕事をしてみると違いがあるものです。
考えることと行動することは車の両輪です。
では、いまの状態で行動するとはどういうことでしょうか。
こうやって相談することも行動の1つです。
自分1人で煮詰まったときは、すでに仕事をしている先輩、就職をする同級生などの話を聞いてみましょう。
そこにヒントになることがあるはずです。
資格もなく、新卒を捨ててしまった人でも、民間企業で働いている人はいくらでもいます。
そういった枠をとっぱらって、少しでも興味のある企業のことを調べてみることも行動の1つです。
そして、自分の仕事をどのように決めたらいいかということですが、
まずは公務員を目指した理由は何でしょうか?
どうしても公務員を目指したいのであれば、諦めずに公務員を目指すのも1つの道でしょう。
「公務員になって、こういうことをしたかった」ということであれば、それは公務員以外では実現できないか考えてみるのも1つの方法です。
また、興味や関心はあるけれども「こんな理由で」と思って、フタをしてしまっていることがあるかもしれません。
カッコよさそうだからという理由でコンサルタントの仕事をしている人、自分がファッション好きだからという理由でファッションの仕事をしている人など、
安易と思われるような理由で仕事に就いている人も多いものです。
その中には、さきほど書いたように、「この仕事向いてる!」と思う人もいれば、「ちょっと違うな」と感じる人もいますが、
やってみて分かるものがあります。
さらに、客観的な指標という観点で、自分はどのような仕事に興味を持っているか診断してくれるツールもあります。
たとえば、「VPI職業興味検査」では、専用の用紙でチェックを行っていくことによって、自分の興味分野を客観的に見える化してくれます。
このようなツールの活用も考えてみてください。
繰り返しになりますが、先輩や同僚の話はきっと参考になりますので、聞いてみてください。
ここでは、一般的な回答をさせていただきましたが、
個別にメールや話を伺うことによって、自分の心を見つめ直して、自分のやりたいことを発見するお手伝いもさせていただいております。
そのようなキャリアカウンセリングに関心がありましたら、以下のメールアドレスにご連絡ください。
VPI職業興味検査を受けたいけど、どこで受けたらいいのかという質問もご連絡いただければと思います。
info@selfencouragejapan.com
この回答が少しでもお役に立ちましたら幸いです。
厳しいことも書かせていただいたかもしれませんが、ご了承ください。
できるだけ分かりやすい表現を心がけておりますが、
文面でのコミュニケーションのため、分かりにくい部分やきつく思われる表現など
ありましたら、その点もご了承ください。
よろしくお願いいたします。
回答日時:2013年5月18日(土) 17:54 JSTお礼のコメントを書く
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