尊敬していた人が変わってしまった

ご相談者：40代/女性

初めまして、よろしくお願いします。

10数年前、ある人（Aさんとします）の仕事に興味を持ち、ほぼ押し掛けるようなかたちで手伝いを始めました。
その仕事はAさんが元々ひとりでやっていたものを、スケジュールが重なって断っていた状態の部分を手伝えるくらいになっていました。

当初からAさんには、「自分は（私）に教えるために仕事をしているわけではないから」「自分自身で仕事をとれるようになっていくように」言われていて、仕事が重なれば頼んでもらえる（継続的な仕事の保障はない）やり方でした。

その仕事に関してはほぼ素人だった私をゼロから教えて下さり、仕事以外でも仲間たちと飲みに行ったり旅行に行ったり、とても良い関係だと思っていました。

数年前、Aさんに大手の新規の依頼が来ました。（T社とします）
とても難しい方（余談ですがテレビにも出られるような有名なかたです）が相手です。
受ければT社に拘束される時間も長くなるんで、最初は（私）がT社の方を全部引き受けてくれれば、など言っていましたが、私の方もすでに自分自身の仕事がだいぶ増えたのと、プライベートでは子育てをしつつの仕事になっていたんで、T社付きは無理と判断され、AさんがT社に付きつつ今までの仕事を空いた部分でして、今まで以上に重なった部分を私がさらにフォローするというやり方で始めました。

私はAさんの今までの仕事を守ってみせるという思いで頑張って手伝って来ました。

ところがT社の方が軌道に乗り始め、予算的にも現場的にもこちらは２人体制でいこうともうひとりAさんの手伝いをする人（Bさんとします）を雇い始めた頃、私の立場もAさんの態度も微妙になってきました。

かつての仕事の方は私に丸投げしたままほったらかしだったり、相談をしても「メールで書くのは無理」「今は答えている余裕がない」などと先延ばしにされそのうち忘れられ、プライベートのちょっとした雑談を挟めばことごとくスルーされるような感じになってしまいました。

AさんからT社以外の仕事やスタッフを下に見るような発言もたびたび耳にするようになり、逆に今までの仲間からはAさんはね・・・という声が聞こえ、気になりました。

さらに、私に対しても、仕事ができない、というような事を度々言われ、自分のそばでみっちり教えて一緒にT社でやっているBさんはすっかりお気に入りでもう戦友のような感じ、重なったところの仕事は私よりBさん。というかたちになってきました。
最初は私に任せたいとも言っていたT社においては、私はもはや部外者で、勉強のために見学兼手伝わせて欲しいと申し出ても、チケットを購入してお客さんとしてどうぞ、と言われました。
ごくたまに、T社以外の現場でAさんのアシスタントをすると、Bさんのように動けない私は（ABチームの時間の方が断然長いんで当然です）使えない扱いです。

「一流」といわれるような仕事をしたりそのスタッフとやっていると、今までの事を気にかける余裕もなくなるようです。
逆に、そこまでならないと「一流」では生き残っていけないようです。

Aさんの仕事を誰に振ろうがAさんの自由ですが、Aさんが無理、Bさんが無理、となった仕事と、自分自身の仕事、自分のために分け隔てなくやっているつもりですが、一番認めて欲しかったAさんにないがしろにされ、寂しい気持ちです。

かといってT社の仕事のレベルは実際高いんで、Aさんとの関係を絶つ事は私自身の成長のためには良くないと思います。

私は今後、どのように気持ちを高めて仕事にあたればよいでしょうか？

40代/女性 | 日付：2013年10月29日(火) 15:45 JST | 閲覧件数: 1,828