メンタルとスポーツ、フェルデンクライス・メソッド

田中 大祐

初めましてたなかだいすけと申します。このたびはご相談ありがとうございました。
返信が大変遅くなりましたことをお詫びいたします。

＞現在、高血圧症・糖尿病・脂質異常症で月一回受診中の６７歳男性です
＞どのような病気が考えられるのでしょうか？

まず、基本的に医療機関で診断がつくいわゆる「疾患」である可能性は相当低いものと思われます。
その点に関しては、安心して頂いて良いものと思われます。

では、いったい何が起きているのか？

「イップス」と呼ばれるものに近いと考えられます。
ほとんどのスポーツで、またプロからアマチュアまでが経験しうる特定の運動に困難を生じる状態の総称の事です。
（元々はゴルフ用語でした）

過度な精神的ストレスやフォーカルジストニア（局所的な不随意運動）などが原因として考えられています。

困ったことに「いくら頑張って」も改善するどころか、混乱を深めることが多いようです。

どんなスポーツでもメンタルコントロールが必要だと言われるのは、運動も感情も脳が生み出す分けがたいものだからです。

運動と感情は相互に影響しあいます！

良いパフォーマンスを発揮するためには、結果への期待・恐怖、周囲の評価から切り離されて、現在の自分が身体的に・感情的にどうあるのかを注意深く観察できる必要があります。

とても難しいことのように聞こえますが、これは自己の観察の練習によってスキルとして身につけることが可能です。

この経験は、16pyonnさまの現状の解決の助けになるのではと考えます。

様々な練習法があると思うのですが、私は「フェルデンクライス・メソッド」という方法を紹介したいと思います。

宮里藍がアメリカでのトレーニングに利用していたこのメソッドは、ヒトの運動や行動のパフォーマンスを向上したり、安定したメンタルを維持する効果を期待出来ます。

もしご興味がおありになるようでしたら、たなかの下記ブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/rehaart-oedo

これらの情報が、16pyonnさまの向上の助けになることを願っております。

たなかだいすけ

回答日時：2013年12月22日(日) 01:39 JSTお礼のコメントを書く

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