相談&回答

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わたしは母親にはなれないのでしょうか

ご相談者:30代/女性

初めて相談させていただきます。
30代の主婦、3才の息子が一人おり、結婚4年目です。結婚してすぐに子どもが与えられました。
一応仕事もフルタイムではありませんが、しています。

最近、夫に、「あなたは子どもを愛していない。母親じゃない。○○がほんとにかわいそう。母親に愛されていないんだから、ほんとにかわいそう。ちゃんと愛してくれるお母さんだったらよかったのに。かわいそう。」と
言われました。

きっかけは、先日3人で音楽コンサート(出入り自由)に出かけたときのこと、もうちょっと聞いてから帰りたかった私は、夫の「帰るよ」の一言に、「え!」と納得できず、悲しそうな顔をしたら、「じゃあ、一人で残って聴いていっても良いよ」と夫に言われました。
その時は、「え!一人であり得ないでしょ?別々なんて寂しいし・・・」と答えたのですが、今思えば、内心それもありかもと思っていました。
息子は、朝9時に家を出て、その時4時前だったので、すでに、ぐにゃぐにゃになり、階段に少し寝そべったように座ったりしていました。
私は、その時は時計を見ていなかったので、まだ来たばっかり、という感覚で、帰りたくない気持ちだったのか、腰を上げることが出来ませんでした。
でも夫はもう帰りたい気満々なのが分かったので、息子に上着を着せ、夫と一緒に席を立ちました。すると、夫がもう一度、「残っても良いよ」(残れば?と言ったのかも)と言いました。私は、「すまないけど、ありがたい。言葉に甘えてあと数曲聴いてから後を追って帰ろう」と思い、息子にコートを着せると、「じゃあね」と見送りました。
最後夫は「帰りの交通費はもってるの?」と聞いてきました。私は一瞬考えましたが、ちょうど、何かの時の為にお財布に少し入れてきたので、交通費はあると気づき、「大丈夫」と答えました。夫と息子は二人で帰っていきました。

私は、一人残ったんですが、複雑な心で、結局、聴きたい、という欲求は達成したのですが、何とも言えない気持ちでした。そしてそのとき初めて時計を見たら4時でした。4時では息子が疲れてぐだぐだになるのも当たり前だ。こんなに時間が経ってたのか・・・と驚き、焦りました。
聴きたかった曲目を聞き終わると、私も急いで会場を後にし、電車に乗りました。一駅一駅が遠く感じ、焦りました。でも眠たくてうとうともしたのですが、やはり気になり、夫にメールをしました。
「ごめんなさい。○○はだいじょうぶですか?もう寝てるかな・・・ 今夜のごはんはみそラーメンです」と。
すると、夫からメールが、「息子よりコンサートを選ぶなんて流石です。2年前と同じですね。○○は疲れてぐずり叫んでいます。夜は適当に済ますので、そっちはゆっくり楽しんできてください」と書いてありました。

その時、夫の「残って良いよ」は本心ではなかったのだ、と気づきました。
帰ってからも、夫からは、「呆れて言った言葉で、まさか、その言葉をそのまま受け止めて、3才の息子をポンと預けて残るとは思わなかった、驚いた、息子への愛はその程度か、あなた母親じゃない、○○は赦してても、私は赦さないからね。もう修復は無理。そんな気持ちも起きない。でも仮面夫婦は続けられるから。○○はママに愛されてなくてかわいそうだね。パパにしか愛されてない。・・・・」と言われました。

最初「だって、あの曲がどうしても聴きたくて!」と言ったら、ドン引きされて、「もう無理」と言われました。

実は、このコンサートには、毎年行っていて、その度に最後まで私はいたがり、息子が限界だし、次の日は仕事だから帰るという夫に従えず、変えるのか遅くなり、帰り道息子が疲れて号泣、ということが2年前もありました。
昨年はトラブルは無かったのですが、これで二回目、ということで、夫も呆れ、「修復不可能」ということです。

「これ、離婚ものだよ。そしたら親権は僕が取るからね。あなたは息子を捨てたんだ。いつか、ほとに捨てる時が来ると思ったよ。あなたはそういう人だよ。」
「(子ども)二人目はもう無理だね。私は一人で一人しか(面倒)見れないよ。子ども二人は無理。」
とも言われました。

ショックでしたが、本当かもと思いました。

夫にそこまで言われるまで、私は、息子をポンと簡単に預けること=捨てる、とまで思ってませんでした。

でも、日常生活で振り返ると、いつも自分中心で、「ママに○○が合わせなさい」みたいな考え、態度だったと思います。
自分を犠牲にすることに喜びが無く、夫や息子に喜んで欲しいという思いに欠けていると思います。

「なんで、私がこんな目に会わなくちゃいけないの?」という思い、考えが根底にあります。

つわりで1ヵ月半の入院から始まり、切迫早産で臨月まで入院、そして、出産後のイライラ、子育てのイライラに至るまで、常に、後悔だらけです。

やり直したい、思います。
もう一人子どもが与えられたら、今度こそは、最初からどんなにつわりが辛くても、生まれてきてくれることを喜んで慈しんであげたい、そう思います。
でも、そんなのおかしいのかもしれないですね。

私なんて、結婚する資格なかった、母親になってはいけない人間だった(大人になれていない大人だった)、皆を不幸にしてしまった、私は母親ではないし、母親にはなれない、そうなのか・・・と思っています。

夫に、「子どもの様子がそんなに分からないのか。あんなに限界なのに、ほったらかすなんて、DVだ!」とも言われました。

イライラして、怒鳴ったり、物をバンバン叩いたり、時にはおしりを叩いた(お仕置きならともかく、イライラしてってこともあったと思います)りしたことも。
こんな事を、していては、本当にDVですよね・・・。
ってことは、もう母親として、そばにいてはいけない、となりますか?
公のところに相談に行ったら、通報されて、一緒に住めなくなりますか?


息子には何度も謝り、息子は「3人で一緒に電車に乗りたかった~、一緒に帰りたかったよ~」と言いますが、「ママ大好きだよー。いて良いんだよー 」と言ってチューしてくれます。

でも、私は、心を立て直せず、途方に暮れています。新年早々、こんな愚かな事をしてしまうなんて、もうどうしたらいいかわかりません。

私は、母となれるでしょうか。
今までもいつも夫の言う事を聞けず、結果トラブルになることが何度も何度もあり、夫も私も大変です。

なんで、こんなに言う事が聞けないのか、自分でも分かりません。
夫に従おうと思っているのに、その時になると、自分がしたいことしか、頭になくなってしまい、相手の怒っていることにも気付かず、息子の限界さの様子も理解できません(目では見てるのに、考えに至らない)。

私はどこかおかしいのでしょうか。。。

人として欠陥があるように思います。

アスペルガーなのでしょうか。


質問が分かりにくくてすみません。

厳しい、意見を願います。
自分が何を改めたら良いのか、何に気付いたら良いのか、ヒントを得たくて、、、相談させていただきました。

よろしくお願いいたします。

30代/女性 | 日付:2014年1月15日(水) 17:26 JST | 閲覧件数: 1,925

子育ては慣れです

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

XXXさん、ご相談、ありがとうございます。
「私は、母となれるでしょうか。」
と、ありますが 女性は子供を授かった時点で 誰もが母親です。
これは禅問答のような屁理屈のような感じですが、女性は子供の存在によって母親として
成長させてもらえるのです。
だから 自分で無理に母親になろうとしなくても 子供の目線を見ていたら 自然と母親として押し上げて貰えるはずです。
さりとて、XXXさんは そうなりきれずに悩んでおられるのですよね。

そこで このご相談内容をお読みして、少し考えてみました。
「自分を犠牲にすることに喜びが無く、夫や息子に喜んで欲しいという思いに欠けていると思います。
「なんで、私がこんな目に会わなくちゃいけないの?」という思い、考えが根底にあります。」

ご自身で自分の事は解ってらっしゃるようですね。
その原因となっている物は もっと詳しく分析してみないと分かりません。
その核となっている物を お知りになりたいなら、心理カウンセリングの療法になるかと思います。
現に アスペルガーなどの言葉をご存知ですから ご自身でもその世界にご興味をお持ちだと思いました。
そういうご興味がありながら、まだ原因にたどり着いていない事は 何か意味があるのかな。

実は 私はカウンセラーと言いましても夫婦問題のカウンセリングです。
子育てに関してのお悩みでしたら やはりその専門の窓口が もっと適切なアドバイスを頂けると思います。
しかし、XXXさんは そういう指摘をご主人にされ、そのご主人から指摘されるまで、ご主人の「心」も読めなかったという事も悩みの一つだとしたら、子供も含め人の気持ちへの共感性の問題と思えます。
これが 母親のXXXさんではなく 子供さんの父親であるご主人の問題であれば、これは世間では良くある話になります。
現に私が子育てをしている時代は 今のようにお父さんがおんぶ紐をしたり、子供を抱っこするパパも今ほどは多くなかったのです。
これがもっと酷い家庭になると 父親がまったく育児の協力をしない家庭など、いくらでもありましたし、それをことさら 言う話でもありませんでした。
現代は パパがベビーカーを押す光景は当たり前ですが そういう事を恥ずかしがるという男性が多かったのも事実です。

でもこれが話が逆になり母親がそうで、あれば異端視されますが 実際に子育てが苦手なママが、居ても不思議ではありません。
そういう意味で 男女が逆という夫婦として考えると 別にあってもおかしくないですよね。

家庭で料理を作るのが 父親であったり、掃除洗濯はパパのほうが上手などという話はいくらでもありますが XXXさんのご主人はそれを許さないご主人で XXXさんもそれを反省する普通の夫婦だという事になります。

確かに 少し母親としての自覚はないかもしれません。
子育ての最中は 何が何でも、子供に合わせろとは言いませんが もしどうしてもそのライブに行きたいなら、おじいちゃん。おばあちゃんに預けるとか・・・・
もしそれが出来ないなら やはり我慢をするというのが普通です。
でもそれを我慢することが出来ないという事ですよね。

ではそのライブは XXXさんがどうしても行きたいものだったとしましょう。
それくらい行きたいライブを 子供さんを連れて行くという発想がおかしいですよね。
XXXさんも ライブに没頭できないし、子供さんがぐずるという予想は出来なかったのかな?
もっと言えば 2年前にも同じことがあったら、また子供がぐずったら?という対処を考えて準備をしていくと言うのが 外出の秘訣です。
よく、私の所に 幼児を連れて相談に来られる方は 子供が退屈しないように お絵かきの道具や、一人遊びできる玩具を沢山持ってこられます。
お昼寝の時間にぶつかりそうな時は、お休みアイテムのお人形さんなども持参されます。
そういう意味で、XXXさんは確かに ご自身の喜ぶ物はお好きでも、子供さんの喜ぶ物には少し鈍感かもしれません。

子供の為に 自分の好きなライブが諦められないなら ぐずった時対策を準備していかないといけませんね。本当にご主人までがご機嫌を悪くされる事も以前あったのなら、もうご主人にその日は子供さんを預けて ライブに来ても良かったと思うのですが 何が何でも親子、夫婦で連れ立って出かけないといけないという固定観念があったのかな?

ま、これが人の気持ちまでを考えられる共感性の話にまで進むのは やや大げさのように思えます。
子供さんも もう間もなく大きくなり今の悩みも、一過性の物ですから、これで離婚などを考えるのは、大げさです。
だから子供さんの事に関しては 時間が解決するとして 厄介なのはご主人との関わりです。

恐らくご主人はXXXさんの配慮の無さを 子供のことを言いながら ご主人に対しても何か無神経な事に不満を貯めてらっしゃる事は明白です。
心配しないといけないのは 子供さんではなく ご主人の事です。
ご主人は 子育てに対して ダメ出しをされていますが やはり 人と人との共感性に不満を感じておられると思います。
このご主人の不満がいつか、爆発しないか、それが心配です。
子供さんの事は、すぐに大きくなりますから、今はトレーニングで解決するでしょう。
と、いうより 外出に対しては 家族で出かけるときは すべて「アクシデント」を想定しておくだけでいいのです。外出するには 子供が何時ごろにお腹をすかし、何時ごろに昼寝をしたがるか。
それに対して準備をしておけばいいだけで 今回は そういうシュミレーションをしてこなかったという事になります。

それが何故か・・・・・
もしかしたらXXXさんはあまり家族で出かけるという場数が少なかったのかな?と思えてなりません。
しょっちゅう家族で出かけている人は、持ち物も含め、役割分担が出来ています。
そのトレーニングが出来ていないぐらい 家族で出かける機会は少なかったのか?と思うのです。
それで いよいよ出かける機会はXXXさんの大好きなライブで、そこは何としても行きたかった・・・・・・2年ぶりだわ、という事であれば その家族のレジャーの少なさの方が問題ではないでしょうか?
つまりコンサートのぐずりも、外出時のぐずりも どこの家庭も、沢山経験していますから、多少夫婦の役割分担で揉めても、子育ての配慮という事に話は及ばないのです。
やっと楽しいライブにいけた時に この問題を持ち出されるというのは それほど家族で出かけないのかな、と思うと、そちらの方が心配です。

当然 XXXさんの気の付かなささにご主人も呆れているのかもしれませんが 何かそんな事より
外出のトレーニングが出来てないだけと思うのです。
外出の時の子供のぐずりなんて どこの家庭にもあることですから それが離婚の事にまで話が及ぶという夫婦の関係性の方に 問題を感じます。
ここを、もう少し考えてみて欲しいと思います。

頂いた情報の中だけでお答えしていますから 的を得ず、ピントハズレの回答であればお詫び致します。 

このプロに有料相談

回答日時:2014年1月17日(金) 19:53 JST

村越せんせい

アドバイスをありがとうございました。
あれから、インフルエンザになったりして、
すっかりお礼が遅くなって申し訳ありませんでした。

色々と参考になるアドバイスを頂けて、、相談してよかったです。
自分では気付かない点もやはりあるんだなと・・・。

母親としての自覚が至らなかったことを反省し、またゼロから子育てを
がんばろうと思います。

夫は3日後ぐらいに、赦してくれました。
息子は私が落ち込んで元気がないので、「ママなんで怒ってるのよ~」と心配していたそうです。(夫談)
「ママ○○は赦してるよ~。(でも)電車は3人で乗りたかったんだよ~」と何度も言っていました。

息子の優しさに甘えないで、ママの方から、たくさん子どもを愛していけるように、息子のこと、夫のことも、
大事にしていけるように、努力していきます。

ありがとうございました。

| 30代/女性 | コメント投稿日:2014-01-28 |

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夫婦問題カウンセラー
村越 真里子相談件数:1338件
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