職場の人間関係つらいですね

心理カウンセラー・心理支援士 平間 正子

ご相談ありがとうございます。敬愛カウンセラー学院平間です。
ずいぶん前にご相談頂いていたのを、システム上の問題で通知が手元に届かない状態が続いたため、大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。

その後、状況は変わっているでしょうか？
投稿して頂いた内容を簡単にまとめさせてくださいね。
Ｍさんと、Ａさん〈３年先輩）、新しいパートさんのＢさん、Ｃさんの4人が職場でグループになったのですね。
最初は和気あいあいとお弁当を食べていたのが、だんだん話の内容や、持ち回りのようにお菓子を持って行かなければいけないことにうんざりしてきたのですね。
その内、Ｂさんが背を向けてテレビを見る、帰り際に３人で仲良くおしゃべりするなど、Ｍさんにとって受け入れられていない感じがしたのでしょうか？
それがつらく感じて、席を他へ移動したところ、３人は仲良くしている。
そして、自分の席にはＢさんが座って、自分がいる時には自分に背をむけていたのに、自分がいなくなった途端に楽しそうにしている事で、馬鹿にされたと感じていらっしゃる、という事ですね？
狭い職場の人間関係の悩みは、とても辛いことでしょうね。

私たち、敬愛カウンセラー学院では「心理支援士養成講座」を開講しています。
３級、２級、１級とあり、３級では、心理支援士としてカウンセリングする基礎となる理論「交流分析」についてお伝えしていますが、受講される皆さんのニーズは様々です。
カウンセラーを目指す方、家庭や職場の人間関係に活かしたい方、お仕事に活用したい方。。。
皆さんに共通することは、今より楽しく、いきいきと生きたいと願う事だと思います。
最初は「あの人さえ変わってくれればいいのに」「過去にあんな事がなかったら今頃は」と思っていた方々も、学ぶにつれ、自分を源として人間関係が変わってくるのを実感されるようで「同じ環境でも自分の捉え方、心の持ち方、そして人間関係の知識とスキルを身に付けると、こんなにも違うんですね」とおっしゃる方が多いです。
「過去と他人は変えられない」とよく言いますが、変えることのできるのは、これからの自分だけなのです。

Ｍさんは、毎日のように繰り広げられるお昼休みの人間関係にうんざりして席を替わられたのですね。
それは、替わることで「印象が悪くなる」ことは想定された上でのことでしょう。
それ程うんざりして、これ以上この関係を続けることは我慢出来ないと思われてのこと、ご自分の心を守るための行動だと思います。
その時の自分を認めつつ、周りの人たち、例えばＢさんがその後どういう事をしても、それは自分が決めた事の延長線上にあるのだと捉えることも大切なのかもしれません。
またＡさんから足に水をかけられた事は、ご自分でも偶然かもしれないと思われているのですね。
「わざとかけた」と思うのと「偶然だろう」と思うのでは、心の状態も変わってきますね。心が不安定だと物事をネガティブに捉えがちです。
ちょっと深呼吸をして「果たして本当にそうなの？」「違う見方はないの？」と広い視野を持ってみてください。
いろいろな事を捉えなおし、考えてみた上で、今の仕事を続けるかどうか、どうすれば自分が心地よくいられるのか、「自分が」決めるとよいと思います。

Ｍさんは「くだらない悩み」とおっしゃっていますが、私たちの悩みの大部分が人間関係のように思います。
ちっともくだらないとは思いませんよ。
時には、誰も聞いていない所で「ばかやろー」なんて叫んでみるのもいいかもしれませんね。
Ｍさんが気持ちよくお仕事ができるようになるのを願っています。

回答日時：2014年8月 6日(水) 23:14 JST

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