全ては考え方次第です。

萩原 優

投稿をありがとうございます。１０代の女性という事ですが、文面からは大学生なのですね。小さい頃からご自分の容姿にコンプレックスを持っていて、自分の顔を見るのも、写真に撮られるのも極度に嫌っているのですね。
この相談に対してどの様に対応したらいいのか？幾つかの方法があると思います。ご自身にとって受け入れやすい方法をなされたらと思います。
１） ご自分の顔を嫌っていますが、その嫌っている事であなたにどんな風に役に立っているのでしょうか。その事を考えたことがありますか。あなたは否定的に意識が行っていますが、気づかない点であなたの役に立っているのです。例えば、人とコミュニケーションを取らなくてもいい。引っ込み思案でもいい。異性を寄せ付けない為に役立っている、などご自分で思い当たることがあると思います。その観点から、あなたの日ごろ思っている事を見直すのも一つの方法だとおもいます。
２） 人はあなたが思っているほど、あなたの事を気にかけていないのです。あなたの意識が必要以上に周りの事に気を取られているのです。誰でも、自分の事で一生懸命なのです（まさにあなたの様に）。そう思って周りを見渡してください。噂話はしますが、それ以上の深い意味はないのです。
３） あなたの思いは、ご自分が自分自身にかけている「暗示」なのです。いつもその様に自分の容姿を判断し暗示をかけ続けているのです。ポイントは容姿ではなく、あなたの考え方にあるのです（そんな事は百も承知なのだと思います）。しかも、それは真実ではないのです。あなたの容姿について、褒めてくれた人はいる筈です。愛嬌があるよ、可愛いよ、笑顔が素敵ね、などきっとある筈です。それを忘れてしまっているのです。
４） １００％、あなたの周囲の人たちは否定して来ましたか？そんな事はないでしょう。この世の中はすべて美しいのです。私たちの自我は、綺麗、汚いなどと判断します。でも、私たちの深い所ではすべて美しいのです。それも、１００％。すべてはあなたの考え方、思い込みなのです。
５） では、どうしたらその思い込みを解放できるのでしょうか。あなたの思い込み癖、口癖から変えるのもいいかもしれません。「私は可愛い」、「私は可愛い」、「私は可愛い」と心の中で思い続け、また、言葉に出して独り言を気が向いた時に自分に囁きかけるのです。夜寝る前、朝起きる時などは特に効果的です。
勿論、今までのあなたである自我は「そんなことはない。ブスだ」と主張するでしょう。それにもめげずに「私は可愛い」と思い、言い続けるのです。あなたが自分に長年の間言い続けてきた「自分は嫌い、ブス」という暗示を変えるのです。ただ、根気が必要なのです。何しろ長い間、馴染んできた思い込みを変えるのですから。人任せでは無理です。自分自身でそれをやり遂げることです。あなたの問題は心にあるのですから、あなたがいくら外見にお金と時間をかけても難しいのです。
６） 大切なのは、心の在り方なのです。世の中には身体的にハンデイキャップを負った人たちは大勢います。でも、その人たちが自分を嫌っているのでしょうか。普通の人たちよりも生き生きとして幸福な人はたくさんいます。すべては心の持ち方、考え方次第なのです。マイナスに考えて落ち込むのもその方の人生ですし、プラスに考えて明るく生きるのもその人の人生です。そのバランスをいかに取るかです。
７） 未だ若いですから、人生体験をいろいろ積まれることにより今の考え方も自ずと変わってきます。好きな人が出来ても変わるでしょう。どんな事が起こるかわかりません。
すべてはあなたの「心ひとつの置き所」なのです。

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回答日時：2015年1月 7日(水) 22:16 JSTお礼のコメントを書く

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