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ご相談者:20代/女性
私には、2つ年上の姉がいます。
今は仲がいいのですが、昔はあまりよくなかったんです。
なぜなら私が1~2歳くらいの頃、ある日、父の知り合いの家で
姉とその知り合いの娘に部屋に連れ込まれたら
いきなり布団で押さえつけられて、危うく死ぬところでした。
そのせいか、もともと内気な性格がよりもっと厳しくなってきます。
初登校以来、いつも他人との間に壁を作ってしまったり
夢の中で生きているような感覚があって
なんだか視界に霧がかかったような感じもします。
そのため、周りから変な人だと思われて、友達を1人も作れません。
そして小6の時、父の浮気に気付いた母が離婚を決意して
家裁が親権を父にする決定を出しました。
それでも、よく母のところへ行ったりして
新たな出会いを見つけたと知った時、素直に大変嬉しく思っていましたが
14歳になる寸前の時、その人に犯されました。
当時、抵抗すらしなかった自分の異常さに気づき
もしかして私って、レイプされても感じるし逆に望むところで全然OK
というようなエロくて軽い女性?
そう思うと、恥ずかしさで自己嫌悪してしまいます。
学校のほうは、中学校から高1にかけていじめられていました。
暴力を振るわれたり
悪質な言葉を浴びせられたり
トイレで上から水をかけられたり
かばんや机を隠されたり
飲み物を服に吐かれたり・・・
頑張って耐え抜くつもりだったのですが、出来ませんでした。
それで高2の頃、とうとう不登校になってしまいました。
父の浮気相手のことですが、ベトナム人でほぼ毎週末ウチに泊まりに来ていて
それにお水っぽく見えるし、彼女のことで姉と喧嘩になることもあったため
どうしても好感を持てません。
ごく小さなことですが、その時父が姉だけに服を干すや米を研ぐなど家事をさせようとしたから
「あの人をママンと呼んで親しくなるんだからね、裏切り者」と、姉に誤解されました。
本当は毎日の食器洗いをやらせていたし、彼女と親しくなるなんてありえません。
で、その場で「そんなことないよ!全くの誤解」って
何度も伝えましたが、信じてもらえなくて、ついに大喧嘩。
そこで喧嘩中の声を父に聞かれてしまい、間もなく部屋に入ってきましたが
彼女が喧嘩になる原因だと父に打ち明けた結果、私だけ手加減なしにビンタされて
「お店やめたからお前なんかいらない、大人しくしろ」と、こっぴどく叱られました。
お姉ちゃんが勝手に誤解して喧嘩になったのに!!
それと、私はお店を手伝うために存在している??と
心の中で叫びましたが、目がうるうるになって声すら出せないほどでした。
それから数ヶ月後、再登校してやっと高卒しました。
そして大学。
中学校の頃から看護師になるのが夢なので、思い切って看護学科に進学しましたが
内気で神経質、聞き下手で話下手、そして引きこもりがちで人が苦手な私にとって
実習が辛すぎて、2度も辞めてしまいました。
その後、他の大学に入学して1学期もしないうちに中退して23歳で社会人デビュー。
しかし、やはり性格を直さない限り働くことは無理だから
再チャレンジして今年で26歳の看護大学2年生。
来年から始まる実習において、うまく乗り越えられるか自信がなくて
不安で不安でたまりません。
自分を変えたいけど変えられない、頑張り方すらわからない
何もできない無力感でいっぱいで、看護師に向いていないのではないかと
常に考えています。でも辞めたくないです。
どうしたらいいのでしょうか?どうかアドバイスをお願いします。
長文失礼いたしました。
20代/女性 | 日付:2015年4月21日(火) 07:40 JST | 閲覧件数: 1,767
こんにちは。
いじめとPTSDの専門家、百世です。
たいへんお待たせしてしまって、本当にごめんなさい。
母の死と、娘の海外留学、新しい本の原稿執筆と、いろんなことが重なってしまって。
あなたは、決してだらしなくなんかありませんよ。
ものすごい頑張り屋さんじゃないですか!
これだけ過酷なめにあって、それでも一生懸命にがんばってこられた。
涙が出そうです。
>夢の中で生きているような感覚があって
>なんだか視界に霧がかかったような感じもします。
これは、PTSDの「回避」の症状で、
さらに強くなると「解離」、つらい現実から自分の精神を離して守る本能です。
感情を吐き出したり、誰かに共感してもらうことで、ラクになってきます。
いいですか。あなたは何一つ悪くありません。
まわりが間違っています。
押しつぶされて死の恐怖を感じたり、
まだ13歳で性暴力にあったり、学校でのいじめも。
お姉さんやお父さん、継母と、
あなたの気持ちをわかって受け止めてくれる人もいない。
それはツラクて当然ですよ。
誰だって心が痛んでしまいます。
これだけ過酷なめにあいながら、
あなたはがんばって高校も卒業し、
好きな仕事へと大学にも通われているんですよね。
すごいことですよ!!
あなたは本当に力を内に秘めた、前向きな人です。
私にはわかります。
誰がなんと言おうと、私はあなたの素晴らしさ、努力家ぶりを認めます!!
ただ看護士の世界は、御礼奉公などたいへんな世界のようですね。
昔からの夢とのことですが、
せっかく中断されたのでしたら、いい機会ですから
バイトなどで他のお仕事も試してみられてはいかがでしょう。
何事もやってみないとわからないものです。
向いてる・向いてないというより、
あなたが楽しいと感じるかどうか。
もっとチャレンジしたいと感じるかどうか。
そんなことを指標にしてみてください。
「自分を変えよう」「がんばろう」と思わなくていいですよ。
「変える」「がんばる」というのは、
いまの自分を認めていない、否定する言葉です。
自分はダメだと。
ですから、この言葉を使うのはおしまいにしましょう。
あなたはすごい人です!
こんなに過酷な中でがんばれる人なんてそうそういませんよ。
そのことに自信を持ってください。
自分は人より多くの困難を越えてきた、それだけの力があるんだって。
困難は、きっといつか思いがけないことで役立ってくれます。
うちの娘がいじめにあい、同級生が怖くなりました。
少しでも人に慣れて、対人不安を減らすため、
少人数で異年齢の子と接することができる囲碁クラブへ通いました。
それが役立って、中学では囲碁クラブ、
海外の人ともチェスの対戦で仲良くなったり。
また、ゲームやアニメだったら話せます。
自分ができそうなこと、なんとなく楽しそうなことを探してみませんか。
だって、あなたの人生なんですもの。
あなたが楽しい・幸せなことが一番ですよ!!
*よかったら、ブログものぞきに来てくださいね。
http://ameblo.jp/ptsd-care/
「いじめPTSD快復・百世の大丈夫!あなたがもっと輝く方法」
回答日時:2015年6月 8日(月) 02:52 JST
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親身に話を聞いてくださり、ありがとうございます。
人生をめちゃくちゃにされて中退を何回も経験した自分って
情けない!だらしない!としか思えないのですが
こんな私を受け止めて「立派な努力家」って言って頂けたことに
なんだか心が救われました。
人生は、「頑張る」より「楽しむ」ということですね。
やはり自分で一生懸命考えて決めた道だから辞めたくないです。
看護の勉強は大変ですが、患者さんのお役に立てれば嬉しいし
私にとっての生きがいなんですから。
だから、「頑張って乗り越える」のではなく
「看護の勉強を最大限に楽しもう」と思います。
ブログ拝見いたしました。
ありのままの自分を認めることが大切だってことはよくわかりました。
無力感に襲われる原因もはっきりしたし、相談して本当に良かったです!
改めて、ありがとうございました。
| 20代/女性 | コメント投稿日:2015-06-09 |