[悩み辞典：回答＆相談]国際結婚 今後どうしたら

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2024年11月21日（木）

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回答プロ：夫婦問題カウンセラー村越真里子

国際結婚今後どうしたら

ご相談者：30代/女性

私も旦那も30歳で、8年前に結婚しました。(子供はおりません)
私が日本を離れ、片道10時間の国へ嫁ぎました。

結婚当初から全く喧嘩が絶えず、離婚の危機を何度も乗り越えて来ました。
喧嘩の理由は、文化の違い、言語が違うミスコミュニケーション、些細な価値観の違いがお互いに受け入れられず、うまく話し合う事が出来ずにといった感じです。
私の英語力はビジネス英語程度です。

それでもお互いに愛はあるので、今までやってこれたのだと思います。
でも最近、悩みが膨らみ膨らんで、精神的に来ています。

私が今後、彼の国で一生を過ごす自信が無くなってきてしまったこと。
旦那と旦那の家族に尽くすより、自分の両親を日本で労わりたいと思うこと。
旦那はとても短気で、怒り出すとすぐに離婚を口に出し、パワハラそして取り乱すところ。
旦那側の家族との常識の違いにほとほと疲れきっています。
旦那家族は私にわからせたくない内容の話は堂々と私の理解出来ない彼らの母国語で話します。
35歳までに、第一子をとの話ですが、実際本当にこの人と子育て出来るのかと不安。
とにかくマザコンで、嫁の意見より母の意見。夫としてのサポートが乏しい。
同い年で、収入も同じくらいなので、財布は別で生活費や食費等すべて折半。
共働きで家事掃除は全て私。
旦那の家族・親戚が多く、イベントが多すぎる。正直どうでもいい。
私1人の里帰りの出費はもちろんですが全て実費。毎回飛行機代など25万は最低限です。プラス里帰り中の家賃や光熱費も折半で、いない期間分置いていくか後日請求。
(この調子だと、子供が出来て里帰りとなっても、何の援助も無さそうです)

全てがストレスに感じ結婚している意味がわからなくなって来ました。
今は二カ月の里帰り中で、自分の家族に癒されています。
旦那に愛はあるけれど、自分の家族と過ごせば過ごすほど、日本へ本帰国を考えてしまいます。
旦那は旦那で、毎日メールや電話で私が旦那の国へ帰るのを心待ちにしているようですが、実際私の心の中はどんよりです。

国際結婚を決めた以上、腹をくくらなくてはいけない事も重々承知ですが、こんな事を毎日暇があれば考えてしまい、鬱っぽくなって来ました。
別れを選んでも、旦那を嫌いになって別れるわけでは無いので、別れたとしても、引きずったり後悔してしまうのかなとも考えます。
また、旦那に将来帰国しようかどうしようと話題を振ると、人生は一度きり、思ったように進んだらいいと言われます。別れて別々に生きて行くのもありとも考えているようです。
彼は自分の家族と離れて暮らしたくないようで、仕事も家族で病院勤めで地位が確立されていますので。

アドバイスを頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。

30代/女性 | 日付：2015年12月16日(水) 05:55 JST | 閲覧件数: 3,397

今一度、結婚生活を見直し、二人で話し合って下さい。

夫婦問題カウンセラー村越真里子

Pinky1210 さん、ご相談ありがとうございます。
私の友人もカナダ人の夫を持ち、彼の両親と一緒に暮らしています。
彼女曰く、国際結婚の離婚率は８５％だと言います。
それを最初から分かった上での結婚でしたから、上手くいくほうが希だという奇跡を喜んでいる状態です。

でも彼女が何故彼と上手くいくかというと、外国人という事や、国際結婚という事で、物事を捉えてないということです。
つまり、人として・・・とうことです。
男女が結婚したら、女性はいつか子供を産みます。
そうなると何年間は子育てに専念したいと考えていました。
そこで仕事を辞める事や休職することも出来ず、生活費を妻も稼がないといけないとなると
子供も新生児の内から妻は働かないといけないので、よほどの恵まれた環境や、よほどのキャリアウーマンでないと、子供を授かる生活は望めません。
そうなると子供をもうけると言うことは、妻と子供の生活も夫が、丸抱えする時期が必要だということです。
それがもし出来ないなから　夫の親が保育士の代わりになって、乳児を育てられるかということになります。

お互いに愛があるのはあたりまえ。
だから結婚したのですから。
でも結婚を持続するのはお金が要ります。
これが折板というのは、一見フェアーですが、実は女性の負担が大きいのはPinky1210 さんが感じている通り。
では、何故フェアーな折板なのでしょうか？
ご主人は家族を持つという覚悟がないのではないでしょうか？
結婚は生活です。
その生活費を折板というのは、彼は責任も半分しか負えないということでしょう。

変な話、やくざでも分かっていますよ。
「誠意をみせろ」と。
つまり誠意はお金なのです。
夫婦で言うと誠意は愛でありお金なのです。
それを割り切って、生活費も何でも半分出し合ったほうが、借りや恩に感じなくていいというPinky1210 さんなら、それを一生続ければいいのですが、絶対に子供を産み育てるということが目標にあるなら、夫婦は平等なんてありえません。
男女の役割は違います。
女性にしか子供は産めません。
男性は女性より収入も多いので、生活の面倒は、見てやるというくらいが　男性の役割りです。
これは　男女がいて結婚をするなら、それは万国共通です。
だから彼のことを考えるときに、外国人とか国の違いというから話がおかしくなるのです。
人としてどうなのか、結婚をして家族を養うということをどう責任を取りたいのか？
こういうことを結婚するまでわからなかったというなら今からでも、夫婦で話し合うべきです。
生活をどうするのか、と。
生活には渡航費も含まれます。
妻の里帰り費用も妻が心配しないといけないなら、子供を生んで里帰りも心おきなくできません。

夫に対して愛があるというなら、あなたに対する愛は何なのでしょうか？
男や女。
夫や妻。
それを実践させていくのは生活です。
あなたが日本人で、夫が妻を養うのは日本的な考えだと思うなら、あなたがその相容れない部分を我慢するか
彼が、折れるかですが、今の課題は国際結婚の弊害ではなく、日本人同士でもある問題です。
夫が自分の親兄弟を優先し、家事は手伝わず、生活費は五分五分というのは人間性の問題です。
あなたに生活費の半分を負担せよというなら、彼はルームメイトと同じです。
今、あなたが里帰りをされていて、それには早く帰ってきてよという彼。
でも、将来はあなたが日本で暮らしてもいいよ、言う彼。
要は彼は自分の都合しか考えてない感じで、発言は矛盾します。

人それぞれですから、結婚生活も色んなパターンがあるでしょう。
でも、それにあなたが矛盾を感じるならそれは　国の文化の違いじゃなくて、結婚生活という人と人との関わりの問題で　彼はあなたを本当に愛してくれているのでしょうか？
若いからセックスも求められると愛されているように感じる時間はあるでしょう。
でも、それと生活は別ですので、そちらに対して無責任なら日本人でなくても怒りましょう。
ここで相談された内容は　そのままそっくりご主人に告げるべきです。その上で決裂するなら、それが彼の度量でしょう。あなたを丸ごと抱えられない彼ならあなたが文句を言わずに生活費も渡航費も用意するしかありません。その決意がないなら一生、不満を持ちながら生活するか、彼を説き伏せるまで根気強く談判するか？または彼と決別するか？です。要は彼の問題ではなく、こういうことを彼と折り合いをつけられないことが問題なのだと思います。
もう一度言います。
愛があるから結婚をするのです。
でも結婚を継続するのはお金です。
お金に誠実でないならそれは愛があるとは言えません。
もう結婚して、時間も経つのですから、愛だけで暮らしていけないことは重々お分かりになったと思います。
次のステージに行くには、ステップするしかないですが、相変わらずあなたに生活費の半分と家事と負担せよというなら、ルームメイト以下の、ホームペルパーさんです。
全面的に妻を養えとは言いませんし、日本人のような事は求めません。
でも、人として・・・と考えた時に、人生を二人三脚で歩くタイプではないと思えます。
国の問題ではないですね。
こういうところを分析して、あなたが受領出来るか判断してくださいね。