どうかご自分を責めないで。トラウマは守ってくれる本能。

トラウマ(心の傷)とPTSDの専門家 百世 安里

こんにちは。いじめと心の傷の専門家、百世です。

罪悪感というのは、なかなか消えないものですよね。

昔、レイプにあった人に「犬にかまれたと思って」と言ったのは、
-防ぎようがないことだった
-あなたに非はない
-たまたまあなたに起きたけれど、誰もに起こりうる
ということを感じさせてくれたのだと思います。

あなたに起きたことも同じです。

暴力はふるわれていない、
他人から見れば断れたのではないかと言われそう。

でも、何度断ってもしつこくて、
言うことを聞けば解放されるように感じた。

　　　　〜〜〜
ですから、どうか、
ご自分を責めないでください。
　　　　〜〜〜
仕方なかったのです。
思い出したくない出来事は、誰にでもあります。

それに、悪いのは彼です。
きっと見えないところで天罰が下りますよ。

もしもその彼とどこかで遭遇しても、
完全に無視していいですから。


そして、フラッシュバックは、トラウマ(心の傷)によるPTSD症状の一つです。

でも、統合失調症のような病気というより、

「自分を守ってくれる本能」だということ。

「彼に似ている同じ年頃の男性に苦しくなる」というのは、
脳と体が、似た状況を避けてくれているのです。
危険信号を発して、あなたを守ろうとしてくれているんですね。

ですから、嫌わないで感謝してみてください。

ドキドキして苦しくなったら、
「守ってくれて、ありがとう。もう大丈夫よ」と心の中で自分に語りかけましょう。

あなたにはちゃんと今のパートナーの方がいますし、
2年間も悩んできたということは、あなたはとても誠実な方です。

どうぞ幸せになってください。

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回答日時：2019年7月10日(水) 16:50 JSTお礼のコメントを書く

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