自分に必要なことを見極める賢さを持って。

片山　尚美

ご相談ありがとうございます。
そのお気持ち、分かります。
私にも同じような経験がありますから・・・
ご主人のしたことを許す必要はないと思います。なぜなら、そのことはあなたにとって、「嫌なこと」だから。それに対して、自分の中の辛い気持ちや、不条理な感情が芽生えることは至って自然なことなのですよ。それを無理に忘れたり、自分にうそをついて物分りのいい妻になることは無いと私は思います。
「私はあなたのことが好きだから嫌なことはやめてほしい」ということははっきりと伝える事は必要です。その上で、自分の感情に向き合うことだと思います。自分の嫉妬深さや、意地悪な気持ちに目を背けるのではなく、そういう部分が自分にもあって、それはごく普通の生身の人間ならではの感情であるということを認めることです。人は神様ではないのですから。
ご主人に対してそういう気持ちが持てるということは、あなたがご主人を愛しているということ。気持ちがなければなんとも感じないものなのです。（それも認めましょう）
そのうえで、これからどうしていくかです。
ご主人に対してと相手の女性に対しての気持ちを一緒にしないこと。
ご主人と一緒にいる時間が楽しく、充実したものにしていくことがあなたとご主人の幸せであるのですから、そのときはご主人に対する怒りの感情を少し横においておきましょう。忘れることはできなくてもとりあえず、その時を楽しむことに集中することです。一緒にいる時間が楽しくなければお互い夫婦でいる意味がなくなってしまいますから。
相手の女性に対しての気持ちは別物。その関係が続くようでしたら、ご主人ではなくその女性にはっきりと思い知らせてあげることも必要です。法的手段を使ったとしてもあなたは妻なのですから。
ご主人には、「あなたには関係ないことだから」といって置けばよいのです。男は面倒なことは嫌いですから、矛先が自分に向かなければよいのです。
ただ、不実なことをしている人には必ず報いがあるもの。償わずして済むはずがないことも事実です。
そういうことを見極めることができる人が幸せになれるのだと私は思います。

回答日時：2008年11月23日(日) 14:20 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

片山　尚美相談件数：133件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談