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回答プロ: 巻幡 直美
ご相談者:30代/男性
こんばんは。よろしくお願いいたします。
早速ですが今回ご相談したい件は、中古住宅購入における親からの購入資金融資についてです。
現在、中古住宅(木造築32年・総額3000万円)の購入を進めています。
購入資金内訳としては
?自己資金 1000万円
?住宅ローン 700万円
?親からの融資 1300万円
として考えています。
当初は?については相続時精算課税制度の利用を考えていたのですが、調べてみますと購入物件が築30年を超えていることと、援助してくれる両親が65歳未満であり、利用できないのではと思っています。
親からの融資の形をとる場合、市場金利(?で借り入れる住宅ローン金利で同様程度)で返済計画書を作成して賃貸借契約書のようなものを作成しておけばよいのでしょうか。
また、返済については親名義の口座に入金の確認(毎月の返済計画相当の金額が入金)されればよいのでしょうか。
もう一点、親としては相続時精算課税制度でと思っていたので、援助として考えているため年間の贈与上限額110万円を私に渡して、そこから返済できないかと考えています。
このような方法で問題ないでしょうか。
注意すべき点や問題点、他の良い方法などがございましたらご教示いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
30代/男性 | 日付:2009年1月12日(月) 23:04 JST | 閲覧件数: 2,264
はじめまして、税理士の巻幡です。
こちらこそどうぞよそしくお願い申し上げます。
?
住宅取得資金をご両親から用立てていただく場合、
贈与とみなされないために
借用証書をきちんと作成し、毎月きちんと返済していくことが大切です。
もちろん返済計画書を作成いただき、その計画書通りにご返済されるのであれば
なおよろしいかと思います。
また、金利については親子間ですので
無利息でも構わないと私は考えます。
?
毎年の贈与税の基礎控除額110万円をうまく使えないでしょうか、
というご質問ですが
110万円贈与していただいてそれを返済に充てるのは
構わないと思います。
更に、ご両親が65歳を迎えたならば
相続時精算課税制度を使って
現金で贈与を受けた分を除いた金額の援助を受け、
その分をまた返済に充てる方法も考えられると思います。
以上
あくまでも私一個人の意見です。
実際に実行される場合には良くご検討いただき、
専門家等にご相談をされることも一つの方法です。
ご納得いただいてから購入に関する資金繰りをされますよう
お願い申し上げます。
善処されることを願っております。
巻幡直美
回答日時:2009年1月15日(木) 15:59 JST
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巻幡先生 ご多忙な中、ご教示ありがとうございました。
大変参考になり安心できました。
先生のご助言にあるように、参考にさせていただいたうえで地元の税務署の相談コーナーなどを尋ねてみて、良い決断をしたいと思います。
またお世話になることがあるかと思いますがよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
| 30代/男性 | コメント投稿日:2009-01-16 |