悩みを相談できる環境を作ってまいりましょう。

宮本 実果

このたびはご相談いただきましてありがとうございます。

回答が遅くなり申し訳ございませんでした。
現在、体調はいかがでしょうか？

4年前から鬱の症状があるということでしたね。
ご相談いただいた状況から考えると、心療内科の先生が
おっしゃっていることも否めないかと存じます。

しかし、あなたがおっしゃっているように、
「では、どうやって生活をしていくのか？」
という事も念頭に置くと、なかなか踏み出せないことも考ええられますよね。

ひとつ、心に問いかけて欲しいことがあります。

「今、悩みを相談できる人はいますか？」

確かに、他人や社会は自分の生活をバックアップしてくれる
体制は不完全な部分も多いと思います。

一番辛いのは、それを一人で抱え込み、考え込むことです。

そして、お昼に睡眠薬を飲んでしまうこともご自身でも
良くないということを感じていらっしゃるような気持ちと
それをどうすることも出来ない状況が文面から感じられます。

とにかく、まずは誰かにしっかり相談する機会を設けましょう。

そして、正社員だけではなく、雇用形態の幅などを広げて
ハローワークのキャリア相談も受けてみてはいかがでしょうか？

確かに、今の状況からすると外出することや人ごみに出ることなど
辛く感じることも多々あるかと存じます。

少しでも体調や気分のいいときに散歩のついでのような気持ちで
相談に行ってみましょう。

どんな仕事があるのか？という相談という意味合いだけではなく、
人に会って仕事について相談する行為も大切なことです。

また、病院でカウンセラーを紹介してもらい、カウンセリングを
定期的にしっかりと受けていくことも大切です。

是非、ご検討くださいね。

仕事に行きたいのに行けない。

眠りたいのに眠れない。など。

辛いことが多く、今後の生活も不安が多いことかと存じます。

でも、自信の気持ちを大切にし、一人で抱え込まないことだけを
忘れないで頂きたいと思います。
また、うつ病は完治を目指すと大変負担であり、症状が辛くなると
どうしても気持ちが落ち込んでしまいがちです。
もちろん、治療を続けながらですが、カウンセリンや相談環境を上手に利用
しながら、ゆったりとした気持ちでうつ病と付き合っていくことも
考えてまいりましょう。

ご相談、ありがとうございました。

回答日時：2009年1月27日(火) 00:32 JST

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