[悩み辞典：回答＆相談]介護現場の実態にがっかり

浮気調査［専門家による心のケアが無料］

2024年11月23日（土）

猪木相談｜悩み辞典クイックガイド

相談＆回答

約2分で読めます。
※相談＆回答を読んだ時の目安時間

前へ戻る

回答プロ： 浅井隆彦

介護現場の実態にがっかり

ご相談者：40代/女性

始めまして、私は現在、通信制大学で社会福祉士を目指している者です。
去年の５月まで、一般救急病院で患者さんのケア業務を３年間行ってきました。
様々な事があり、よく考えて前の病院は退職したのですが、新しく行った介護老人施設でのケア業務や新人に対する教育などが、行われてなく非常に驚きました。
私の介護理念と申しますか、利用者さんに対する態度だったり褥瘡（床ずれ）防止に力を入れていくといった活動をされてませんでした。
私は、救急病院を出て、介護施設に行けばもっと高齢者のケアに関われると思い、選んだのですが、期待を持って行ったぶん、凄くがっかりしました。
特養だったりそういう介護施設では、あれが当たり前の接し方だとすると、何だか怖い気がします。
いくら、認知症でも人間は人間。もっというなれば、人生の大先輩に対するケアでの関わり方が私にとっては、困惑を極めました。
そして、その施設は、辞めさせ頂きました。
こんなに深く思ってしまうのは、私だけでしょうか？

40代/女性 | 日付：2009年2月 1日(日) 04:10 JST | 閲覧件数: 4,064

ネバーギブアップ！

浅井隆彦

いや、参りました。
利用者主体のパーソンセンターケアの精神のような人間の尊厳を最優先する志しが高いあなたのような介護を目指していることこそ本来の姿であり、とても嬉しく思います。世の中には常識が非常識と目に映ることがしばしばあるものです。
現実とのギャップに悩んでこそこれからの新しい介護のあり方が見えてくるし、そういう気持ちを持った介護士が誕生してこないといつまでたってもこの業界は夢も希望もない制度上のトリックに陥ることとなることでしょう。
私自身もインフォーマルサービスの充実に力をいれ、これからの介護の質を高めるには必ずしも保険上のサービスだけに頼るべきものでもないとも思っており、現実の行政との行き違いやギャップに日々苦闘し続けておりますが、利用者の現実の取り扱い方や人生を見ていると、誰のための介護か本末転倒していることが多く、がっかりすることもしばしばです。
あなたの気持ち同様そのお気持ちは痛いほど理解できます。
その時にネバーギブアップ！
の気持ちを持ってだからこそ自分はこの新しい路線を敷くために介護業界に身を置いているのだと思って突き進むべき道を見失わないで日々精進しており現実です。
お互いに理想と夢を見失わないで現実の世界に押しつぶされないように夢を現実にしていく努力こそ、あなたも私もやりがいがある取り組みとしていくことになると確信しております。

回答日時：2009年2月 1日(日) 05:55 JST

ありがとうございます。
私自身、前職の病院と施設とのギャップの違いもあり戸惑っていたこともあったのだと思います。
私の介護に携わる事の一番と思っている事は、身体介護技術だけではなく、認知症の利用者であっても心のケアを基本としています。
この事を心に刻み、負けずに頑張っていきます。

| 40代/女性 | コメント投稿日：2009-02-01 |

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。