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回答プロ: 鉢須 祐子
ご相談者:70代/男性
70歳の男性です。公務員退職後現役中に所属する会から勧められて退職金の一部500万円を住友信託に預けていました。元本保証の5年物ですが、それが廃止になり勧誘員から新しく投資信託を勧められました。
昨年8月です。250万を国内株式(名前が思い出せません)、残りの250万をバランス型(財産4分法)に分けました。9月の時点で解約をと思ったのですが、解約料が高いからそのまま持っていたほうが良いといわれ、10月になってリーマンブラザーの破たん。それからあれよあれよという間に株価の暴落。
今売れば半値以下の価値しかありません。別にこのお金がなければ困るというわけでもないので、今は厳冬とじっとこらえて持ち続ける以外に方法はないと思います。この不況は3年ぐらい続くと思いますが、持ち続けて我慢するという考え方でいいでしょうか。
先生のお考えをお聞かせいただければありがたいです。
よろしくお願いします。
70代/男性 | 日付:2009年2月27日(金) 11:12 JST | 閲覧件数: 2,713
お伺いした限りですと、国内株式の割合が多くなってしまっています。この点が少し気がかりです。
債券(国債、社債など)をお持ちであれば、株式が下落した場合にある程度債券が下支えしてくれるので、下支えの目処が付きそうであればこのタイミングで売却することも視野に入れられると思いますが、そうでなければ、お持ちの投信が毎月分配金を受け取れるものでしたら定期収入を得る手段として投信をお持ちになるというスタンスでも良いかと思います。
また、全体のご資産の配分がバランスの取れている状態(リスク資産の内訳を、国内外株式、外貨、国内外債券、不動産の配分で考えてみましょう)であれば、このまま保有し様子を見られた方が良いと思います。
資産全体を見渡した時、バランスが取れているかどうかで考えてみましょう。
ご年齢から考えますと、リスク資産は全体の資産の10〜30%くらいが良いかと思います。
この10〜30%の中で、バランス良く投資先を配分することが大切です。
現在、全体的に値下がりしているタイミングですので、場合によっては一部投信を売却して新たな種類の投信を買い増すということも検討する余地があります。
ちなみに、解約する際ですが、解約時に「信託財産留保額」という費用がかかりますので、解約される際にはこの費用を差し引いていくらになるかきちんと考えた上でのお手続きをおすすめいたします。
回答日時:2009年2月27日(金) 19:07 JST
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早速のご回答、ありがとうございます。今国内株式を中心とした商品も含めて、売却したの商品を買うことに妻は反対しています。元金500万が半分の250万になって他の商品を買っても500万に戻る可能性は当分なさそうだという理由です。
9月1日に会社が行った専門家を呼んでの説明会ではかなり楽観的な見通しでしたが、外れることもあるんですね。
もうしばらく待ってみます。
丁寧なご回答に感謝します。
| 70代/男性 | コメント投稿日:2009-02-27 |