場合によっては頑張りすぎない事も答えです

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

現代は心を病む人がとても多く　その家族も同様に患ってしまうくらいの
ご苦労は　お察しします。

しかし　生活していく中で　看病と仕事では経済的にも大変だろうとお察しします。

所で　ご主人のご病気は回復の見込みは　ありますか？
厳しい言い方ですが　もし離婚を考えるなら　調停を申し立てれば回復の見込みのない場合
離婚は認められる　法定離婚理由にあたります。
でも　心のやさしいjyerryさんでしたら　何かご主人を見捨てたような良心の呵責に
さいなまれるかも知れないですよね

だからと言って身も心もへとへとになってしまったら　ご主人を支えたいと思っても
共倒れになると思います。

そこで如何でしょうか？とりあえず別居と云うことは出来ませんか？
彼のご主人のご両親はお元気でしょうか？

結婚生活を投げ出すようで苦しいでしょうけれど　jyerryさんまで潰れてしまったら
元も子もありません。
とにかく一度　ご主人をご両親にお預けして　とにかく生活苦で借金など出来ない内に
別居をしてみて生活を立て直してみる。
いずれにせよjyerryさんもご主人の看病があれば　仕事もパートくらいしかできませんよね。
これでは夫婦が壊れる前に　経済的な破綻が来ます。
そうなれば　離婚するしないに関わらず　嫌がおうなしに破綻します。

これを出来れば避ける為に　フルタイムか正社員で働き、まずは暮らしを立て直す。
出来れば彼のご両親には　病院代など、心ばかりでもお渡しして　とにかく食べて行ける基盤を
築いて欲しいのです。

そうしているうちに　彼も回復するかもしれません。
でももし　回復しない場合、そこには離婚が認められる法定離婚理由が成立するでしょう。

今は　愛情もあって、でも生活も苦しいからと無理クリ離婚をする事は生木を裂くようで苦しいと思います。

しかし　お互いに冷却期間を置いて別居する事により　彼への気持ちがある種冷静な
形に変るかもしれません。
そうした時に　次の一歩を考えると　少しは落ち着いた気持ちの中で結論が出せると思います。

別居は　いい意味で距離をおけるので　お互いの必要性を確認できる事にもなります。
でも逆に　離婚という結論を出す場合　別居をし、すでに夫婦の関係も破綻しているという事で
ある意味、離婚が認められる事にも繋がります。

だから　あんまり頑張りすぎず　時には甘えてみる事も大事です。
彼のご両親も大切な息子さんですから　悪い結果は嫌なはずです。

皆が手を取り合って　出来るだけの努力をしてみて　それでも離婚という結果になれば
それは　やるだけはやった結果ですから　後悔はしないんじゃないかな？

自分の気持ちに蓋をして　急いで無理な結論を出す必要はありません。
「時間と距離」というキズ薬で治療をしてみて　そこから生まれる結論は
とても穏やかな結論だと思います。

先ずは離婚を目的としない別居という治療をしてください。
それなら彼のご両親も手助けしてくれるのでは？と思います。頑張って下さい。

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回答日時：2009年3月25日(水) 08:51 JST

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