決断の場面を迎えていると思われます

松下 豊太郎

実に悩ましい問題ですね。一家の大黒柱として、決断を迫られる場面のように思われます。

新会社は、相談者さんが1人発起人で設立時の全株を引き受けて、設立登記が完了した。
それが、資金繰り悪化に伴うダミー会社で、強引に融資を受けた資金を、親会社が流用する。
いわゆる詐欺まがいの不正融資のプランが練られていると危惧されます。

1人株主の立場で、他の役員を解任、定款を変更するなどで、実質のオーナーに抵抗することは可能ですが、それが現実に実行可能かどうかをお考えください

融資の担保提供や連帯保証人等の底なし沼に足を突っ込むまでドロ舟にしがみつくより、思い切って、取締役を辞任し、もし、従来の会社に籍がまだあるなら退職届を出し、新たな仕事先を探す覚悟をきめる時期だと思われます。

ご家族には、今の会社のオーナーに、このままでは不正融資プランに加担させられる。俺の説得を聞くような人じゃない。手が後ろに回ることより、失業を選ぶと、きっちり説明されるのがよいでしょう。
　
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回答日時：2009年3月30日(月) 09:38 JST

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