まずはご主人と“良く話す”ということではないかと思います。

坂田 さゆり

はじめまして。群馬県で円満離婚相談センターをしている行政書士の坂田と申します。
メールの文面から分かる範囲内でのアドバイスですので、実態に即していないこともあろうかと思いますが、少しでも相談者様のお役に立てれば幸いです。

相談者様は停滞している状況の中で、苦しいお気持ちをひとりで抱えていらっしゃるのですね。
本当にお辛いことだと思います。

“うつ病だと離婚などの決断が出来ない。と、言うようなことも聞きました。でも、自立をして２人を助けるために、決意していることも適わないのでしょうか？”

うつが落ちている状態で、人生の大切な決断をなさることは、やめたほうがいいと思います。離婚というおおきな局面を乗り越えるためには、エネルギーが必要ですし、離婚が出来たとしても、気持ちが落ちている時の判断ですから、後で後悔するということにもなりかねません。

相談者様がご家族にこれ以上迷惑を掛けられないというお気持ちはとても理解出来ます。
それは相談者様がお優しいからこそ、そう思うのでしょう。

どうしても離婚をしたいというお気持ちが高まってどうしようもなくなったら、現実問題として、どうやって離婚をするか、離婚が出来るまでどのくらいの期間を考るか、お金はどのくらい掛かるか、その時の生活はどうするか、また、離婚をしてからどこに住んで、どうやって生活費を稼いでいくか、そして、仕事はどうするかなど、具体的にシミュレーションなさってみて下さい。

そのビジョンが具体的に立てられ、その通り行動が出来れば、理屈では離婚に踏み切ることも可能ですよね。

ですが、よく考えて下さい。本当に相談者様が離婚を望んでいるのかということを…。
“自立”と“離婚”はイコールではありません。

相談者様のお気持ちとしては、離婚をするというお気持ちもあるというのはすごく分かりますが、それ以上に“自立をして２人を助けたい”“自立をしてお金を返したい”というお気持ちのほうが強いのではないですか？

突き詰めて考えると相談者様が直面している問題は、離婚云々という問題ではなく、“家族の中での自立”が難しい状況なので、苦しい、ということではないかと思いますが、相談者様はどう思われますか？

“家族の中での自立”のために、今出来ることは、まずはご主人と“良く話す”ということではないかと思います。それが自立の第一歩になると思います。

そして次に社会とのかかわりというひとつのステップとして、医療機関と良い関係性を作ることではないかと思います。今のドクターと信頼関係を築くのは難しいようでしたら、信頼の置けるドクターを探してみてはどうでしょう。ドクター探しはひとつのお勉強と捕らえて、余裕をもってトライしてみてはどうかと思います。

停滞している今の状況を打破するためにも少し動いてみましょう。少し動くことで状況も変わってくると思います。

そして、大変な状況の中でお辛いと思いますが、ご自分を過度に責めないで下さい。今まで一生懸命頑張ってここまでこられたのですから。出来ないことを数えるのではなく、今まで出来たことを思い出して下さい。そして、自信を回復して下さい。

焦らず、ご主人と良く相談しながら出来る範囲で出来ることをやってみて下さい。
応援しています。

回答日時：2009年4月 4日(土) 11:11 JSTお礼のコメントを書く

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