夫婦の修正は簡単ではありませんが・・・その前に・・・

夫婦問題カウンセラー 村越 真里子

とても親切に夫婦の問題を書いてくださいました。
普通、男性は　「夫婦で喧嘩ばかりします、どうしたらいいでしょうか？」という　ざっくりとした
質問をされる方が多い中　とても丁寧に説明してくだったお陰で　よく判りました。

しかし　もう一段高望みをさせてもらえるとするならば
問題の中身もさることながら　実は　どう言う環境で育ち　どういう価値観の者同士か、
もっと判りやすく言えば　どう言うタイプかと云うことを知ることで　　問題を引き起こす原因を解明する大事な要素になります。
実は面談や電話で出来ればカウンセリングをお願いしているのはこういう理由からです。
ここがもう少し判れば具体的なアドバイスが出来ますが　この文章に書かれてあることだけで
判断させてもらいますので　不足な点があるかもしれないことは　お許し下さい。

まず最初に　syun-sanさんのなさった浮気・・・・・・
これは言語道断で許せる事ではありません。
また　何とか許してもらったとしても　女性の気持ちの奥には深く刻み込まれ
思い出してはフラッシュバックのような怒りと悲しみが蘇ります。
だから　普通に生活をしていても　気持ちの中では本当は忘れられず　単に我慢をしているだけだと
お考え下さい。

と、いう事は　これからsyun-sanさんは奥様を癒してあげられる様にひたすら反省と懺悔の日を送らないといけないというアドバイスをしなければなりません。

しかし私はチョット待てよ・・・という感じがしているのです。

それは何かと言いますと　ここには　奥様がsyun-sanさんに望むことが並べられてあります。
これを　尤もな事かどうかという風に　少し視点を替えて見たいのです。

実は　最近、当方に来られる男性の相談の傾向が　このsyun-sanさんのパターンに
そっくりなケースがとても増えてきているのです。

奥様の言い分は尤もな事なのです。
そしてそれに対して夫の反省も尤もなのです。

しかし　少し角度を変えて見れば　奥様の性格の偏りにある種の共通点があるのです。
この共通点は　大きく分けて2通りのタイプに別れます。

奥様が潔癖症ほどの綺麗好きで　家事も完璧にこなし　子供の教育にも厳しいくらいの女性です。
そういう女性は　「私は出来る限りの努力をしているのに」と自分を完璧な所に逃がしておいて
夫の非をなじると言うタイプです。
このタイプは　本来頭もよく弁も立ちます。
このタイプの理想は高く　夫は少々の努力をしても・・・・というより　どれだけ努力をしても
夫を褒めるということをします。
つまりどれだけ周りが努力しても　満たされないし　全然足りないのです、何もかもが。

そしてもう一つのタイプは　奥様本人が　家事全般が出来ないのです。
むしろ　家は乱雑で　酷い場合は家がゴミ屋敷化します。
でもそれを夫が注意をすると烈火のごとく　奥様は怒り反撃します。
そしてこのタイプの奥様も　先のタイプと同様、子供の教育には熱心です。
特にこのタイプは家事と同様　金銭管理が出来ません。
だから妻に給料を全部渡している夫は　貯金の蓋を開けてみて愕然とするのですが
貯金という物を殆どできません。

こうして　奥様がこのどちらかのタイプに属する場合は　書かれてある内容をsyun-sanさんが
検討したり　一生懸命努力をしても　解決しません。

なぜなら　このタイプの奥様は　先にも書きましたように　何をどれだけカバーしても満たされないのです。
だからAという問題を片付けても　今度はBという問題が出てきます。
Bを改善したら　こんどはCの問題が沸き起こります。

悩むのが苦しいといいながら　どんどん新しい悩みを　奥様自身が生んでいるのです。
それは何故か・・・・・満たされないのは自分の特性だと認めたくない（または無意識かもしれませんが）ので
回りに問題を置く事で　自分が幸せになれないのは周りが悪いという逃避だと考えられます。

そして　これも一つ特徴として考えられる傾向に　子供を産みたがるということがあります。

もちろん普通に考えると　兄弟は居たほうがいいし一人っ子じゃ可哀相という事は親なら誰しも思います。
しかし　家庭の中でいつも満たされない思いが在って、家事も負担に感じるくらいなら　次に子供を産むと
余計に家事が負担に感じるはずです。
これだけ家庭や夫に不平不満がある時は　次の子供をもうけることは考えられないというのが普通なのに
意外と子供を欲しがります。

これは何故か・・・・・
自分を必要としてくれる対象が欲しいのです。
その根拠は詳しくは判りませんが　専業主婦の場合　上の子が大きくなると　そろそろ働きにでるという
選択も出てきます。
しかし　上記のような妻は　社会性にも欠けるため　勤めが続きません。
又は少し働いても　周りの不平不満ばかりを言い　挙句は仕事を辞めます。
でもまだ無理して働くだけならマシですが　こういう事が少しでも自覚がある場合は
何故か　母親というポジションに固執します。

如何でしょうか？
syun-sanさんが書かれた悩みの答えには　何一つ答えていませんが　私は奥様がこの二つの
どちらかのタイプに該当しないかが　気になります。
なぜかというと　この上記のタイプに当てはまる場合は　奥様の言い分は　「悩む為の悩み」の
ようなもので　その内容は　実は何でもいいのです。

以上、失礼なことを書きましたが　私が書いた事に心当たりがあるならば
これは　syun-sanさんの質問は何も関係が無い事になり　また別の方法の解決を
お話ししなければなりませんので出来れば直接お電話いただくほうが良いと思います。
必要であれば　連絡下さい。
┏┏┏┏　　　
┏┏┏　　　NPO法人　Re;婚かうんせらぴー　
┏┏　 　
┏ 　　　 ●ご予約総合受付窓口●
　　　　ＴＥＬ　０６−６３６６−１１００
　　　　　　　　 　　　　 　　　　　
URL　 　http://rikonsoudan.org
　　 メール info@rikonsoudan.org

・面談相談　　３０分　５２５０円　（面談当日）
・電話相談　　３０分　５２５０円　（入金確認後）
・メール相談　３往復　５２５０円　（事前申込み・入金後確認後）

　申し込みはメール、又は電話にて　要予約

振り込み　　　三菱東京UFJ銀行　梅田新道支店　普通口座　４６１９５８３
振り替え　　　ゆう貯銀行　１４１８０　−　９４９８２６７１

口座名　　　トクテイヒエイリカツドウホウジン　リコンカウンセラピー　

このプロに有料相談

回答日時：2009年4月23日(木) 00:38 JST

・お礼はご本人のみ投稿可能です。
・回答を読みましたらご投稿下さい。

夫婦問題カウンセラー

村越 真里子相談件数：1338件

プロフィールこれまでの回答

このプロにすぐ相談 このプロに有料相談