周りの人たちはすべてあなたの鏡だと思いましょう。

森田 えつこ

こんにちは。

今まで気にすらしていなかったことが、急に気になりだして、
どうしたんだろうと言うことですね。
しかも、家に帰っても彼女のことが気になってしまう。

まず、こういった「他人の気になる行動」は、
ご自身を振り返るための「サイン」だと思ってください。

相手が「でも」と言った時、あなたはどんな風に感じますか？
自分全体が否定されたように感じますか？

気が進まないのに一緒にお昼を食べる理由はなんでしょう？

相手のネガティブな面ばかりが気になって仕方がない、とのことですが、
こういったことは大概自分の中で押さえつけていることを
相手がしている時に感じるものです。

よーくご自身を振り返ってみましょう。
相手がやっていること、言っていることで特に気になることを
ちょっと思い出してみましょう。

その中で、自分が我慢していることを相手が何の躊躇もなく
普通にやっている(言っている)、ということはありませんか。

周りの人たちはすべてあなたの鏡です。
相手の人の性格が2年前と変わったのではなく、あなたの「物の見方」が
変わったせいで、相手の性格が変わったように見えるだけです。

なので、ここで見ていく必要があるのは「あなたの思考(思い込み)」です。

例えば、あなたに「人の悪口を言うべきではない。」という思い込みがある場合、
その相手の人がそうすることを快く思わないでしょう。

おそらく最近までは、彼女のネガティブな姿勢を
無意識に我慢してきたのだと思われます。

しかし、その我慢の限界が来たために、今のような感じ方を
しているのではないか、と推測します。

ここから先はカウンセリングをすることで、
あなたの思い込みが明確になると思います。

さらに思い込みを見つけることで、この会社の人だけではなく、
あらゆる人間関係に改善が見られると思います。

私の経験ですが、似たようなことがありました。
そこで気付いたことは、その相手が「昔の自分」そのままだった、
ということです。
だから、「ゆるせない」と思ってしまっていたのでした。

その時点では自分が「昔の自分」を受け入れていなかったんですよね。
なので、その人のおかげでそれに気付くことができたのです。
こうすると、その相手も感謝の対象になるのです。
自分を不快にさせる人は、どこにも存在しません。

参考にしていただけたら、うれしく思います。

回答日時：2009年4月21日(火) 21:57 JST

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