相談&回答 |
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回答プロ: 藤野 洋
ご相談者:30代/女性
はじめまして、こんにちは。
飼っている猫2頭のうち、1頭についての相談です。慢性血尿にて悩んでおります。
該当猫は、スコティッシュフォールドのメス、3才8ヶ月(6ヶ月当時、避妊手術済み)。
手術より8ヶ月後の1才2ヶ月の10月頃に血尿に気付きました。トイレに頻繁に行けども、おしっこができず、おしりまわりを確認すると、血らしきものがついており、急いで病院へ行きました。薬(粉、粒)を処方していただき、尿検査でよくなっているかを確認していきました。ひどい時には薬で対応、尿検査の1年。
血液検査を受けても、異常なし、細菌培養検査を2回ほど受けても、問題なし。(つい最近も受けています。)レントゲンも2年前に撮影したものの、どこからの出血か、原因は何かが分かりませんでした。
そして、今では薬こそ必要ないものの、毎月1回定期的に尿検査を受ける日々です。獣医師より療養食「ロイヤルカナン PHコントロール」を勧められ、ドライタイプを主に、ウェットタイプを週1回与えています。
尿検査では、血液が微量ですが、増減なり確認され、たまに粘膜の一部が確認されます。
飼い主の私の判断ですが、該当猫は舌を上手に使うことができないのか、水をたくさん飲むことができていないと感じ、その助けをするために、スポイトでこまめに水を与えています。このような猫を聞いたことがないと獣医師にも笑われましたが、血尿を悪化させないためにも日々欠かすことができません。これをするようになり、尿検査の際も、尿の色が激変し、よくなっていたようで、薬もそれで断てたようなものです。今ではいかに水を飲ませ、排尿で良好を保つかにかかっています。獣医師もそれに期待しているようです。
その該当猫も水をもらえることを喜び、自分で飲むより楽、多く飲めると分かっているようで、催促をしに来ます。(自分で飲もうとはしますが、舌でうまく飲むことに疲れてきて、前肢を水の中に入れ、すくって舐めとって、飲んでいるつもりです。)
スポイトで飲みたいと思っていることに気付いたのは、粉薬を少量の水で溶き、飲ませると喜び、もっと欲しいと訴えているように思えたため、試しに水を与えたのがきっかけです。
先日、尿検査へ行くと、「毎年1回レントゲンを受けるほうがいい」と獣医師に言われ、躊躇しています。その言葉を鵜呑みにその日は帰りましたが、以前、レントゲンを受けても、原因、出血場所が分からなかったことと、猫への放射線負担が気にかかります。
完治は難しいと言われており、通院2年強、今では定期検査の意味も分からなくなりつつあります。尿検査については、事情もあり2ヶ月に1度でもよいということでしたが・・・。
私どもとしては、完治できることなら、できることをしてやりたいと思っています。通院は完治を目指すからこそ、意味があるようにも思えて、だんだん辛くなってきました。該当猫は事情も分からず、のほほんと元気ですが・・・。通院費もバカにならず、他に転院して、現状を打破することはできないか・・・とも考えています。
このような慢性血尿の場合、毎年1回のレントゲン撮影は必要なのでしょうか。
尿検査は一生受け続けることになりますか。他に、完治できる術はないでしょうか。
それとも、転院したほうがいいでしょうか。セカンドオピニオンも検討していますが、
通院歴が長く、現在かかりつけの医師には説明しにくいことも、気にかかっています。
不躾、長文にて申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
30代/女性 | 日付:2009年4月23日(木) 15:27 JST | 閲覧件数: 4,348
こんにちわ。
慢性の血尿が出てしまう子は、時々いますね。しかも、スコですよね・・・。スコは色々な病気を持っていることがあります。
まず、その他の検査は何かしましたか?超音波検査(エコー)や造影検査はしていますか?
膀胱結石の中には、レントゲンでは写らないものもあります。もし、超音波検査をしていないのであれば、実施してもらいましょう。それでも異常が見つからない場合、膀胱の造影レントゲン検査をしてもらいましょう。造影検査とは膀胱内に造影剤(バリウムみたいなものです)を入れる方法です。この検査をすると膀胱の形の異常(膀胱憩室という病気)がわかります。
もし、これらの検査も行っているのならば、とてもちゃんと診てもらっています。そして、何も異常がないようならば、大学病院クラスのセカンドオピニオンが必要になると思います。
主治医の先生も、「完治させたいので大学病院を紹介してください」と言えば紹介状を書いてくれると思います。
回答日時:2009年4月24日(金) 19:02 JST
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ご回答ありがとうございました。
なんと言いますか、ちょっと動揺しております。
エコー検査、造影検査なるものがあることを初めてお聞きしました。初めてお聞きしたので、もちろんそれらの検査は受けたことがありません。
今回、こちらで相談させていただいて、本当によかったです!涙の出る思いです。
主治医に、それらの検査が受けられるかどうか聞いてみます。受けられないようであれば、他で受けてみます。紹介状につきましても、助言いただきましたように、お願いするつもりです。
スコは、やはり色々な病気を持っているものなんですね。予測はしておりましたが、やはり、です。でも、縁あって我が家へきてくれた猫ですから、終生大事にしていきます。
本当にありがとうございました!!
| 30代/女性 | コメント投稿日:2009-04-24 |