他人の評価は、本当に正しいのだろうか？

森田 えつこ

こんにちは。

精神科に通っていらっしゃるんですね。大きな一歩だと思いますよ。
ご自分のためにぜひ、続けてみてください。

おそらくそちらの先生と相談して今後の方針を決めていくと思いますが、
私が感じたことを書いて見ますね。

まず、「誰も自分のことを評価してくれない」とありますが、
これは「自分が期待するように評価してくれない」ということですよね。

私は他人の評価は基本的に正しくない、と思っています。
なのでとりあえず、「その人がする私に対する評価は本当かどうか」
自分で確かめます。

そうすると大概違うので安心します（笑）
その通りだと思ったら、次から気をつければいいことです。

その人がする私への評価は、あくまでもその人が感じたことであって、
それがそのまま「私という個人」を表すことにはなりません。

そう思う人には、そう思っていてもらって良い、と思えます。
誰がなんと言おうと「私は私」でしかありませんから。

他人の評価を基準に生きていると、どうしても苦しくなります。
いつも「いい人」「できる人」として見てもらいたいからです。
そうじゃない（と思っている）自分を否定しているので、ものすごく疲れます。

そこで。

まず気をつけることは、他人が自分のことをどう思おうと、
「自分の本質は変わらない」ことを忘れないことです。

メールのルールを知らないからと言って、恥ずかしく思う必要はありません。
恥ずかしく思うのは「できて当たり前」ではない自分を
「自分で評価（批判）している」からではありませんか？

そうです、結局は他人が自分のことを評価しているのではなく、
「自分で自分を」評価して、苦しくなっているんです。

そういうわけで、人の目を気にして生きている状態は、
「自分」と言う軸が「他人」にすり替わっている状態ですね。

この先の具体的な方法として、やはりカウンセリングが重要になってくると思います。
そうすることで、他人の評価を気にしないで生きていくことができるようになります。

そして、
＞こんな状態で自分らしく生きるということを実現できるものなのか、
生きる喜びを見出せるのか、教えてください。

必ずできます、と私は言うことはできますが、実行するのはあなた自身です。
起こっていることすべてはあなたに必要なプロセスであって、
私にはあなたのプロセスを邪魔する資格はないのです。

ただ言えることは、今目の前に起きている現実だと思っていることは、
すべてあなたに必要な経験である、ということです。
（だから黙って我慢しろ、と言っているのではありませんのでご注意を。）

必ずサポートは得られますから、まずは通い始めた精神科で、
話を聴いてもらうことから始めてみましょう。
参考にしていただけたらうれしいです。

回答日時：2009年4月30日(木) 23:58 JST

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