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ローンの名義貸しをしてしまった・・

ご相談者:30代/男性

頼まれて空ローンを組んでしまい、今後が不安なので相談します。

‐相談内容‐
頼まれて空ローンを組んでしまいました。
頼んできた方からは毎月ローン分のお金が振り込まれています。
その方から確実にお金を返して貰う為に、何か法的なものはないでしょうか?(借用書のようなものなど)

・背景
付き合いのあった車屋(チューニングショップ兼中古車販売)の社長から
「今月の売り上げが厳しいから・・・」と前フリがあり空ローンを組んで欲しいと頼まれました。 
当時は社長にお世話になった事もあり、また信用していた為にいけない事だと知りつつ
親切心で頼みを受け入れて空ローンを組んでしまいました。(車のパーツ購入の名目で)

・お金の返済方法と状況
ローンの返済分は、毎月社長から自分の口座に振り込まれているので
現時点では金銭面に関して不具合が出ている訳ではないです。

・問題点・不安点
1.他にも同じ境遇の方が6名いる事が判明。
私1人であれば、常識的に返せない程の金額ではなくガマンも出来たのですが
他にもいて、私より多い金額のローンを組んでいるものばかりです。
(こういう事もあり、裏切られた感じがして、今現在はその車屋とはお付き合いしていません。)

2.振込みの停滞があった。(但し自分に対してではない)
毎月のローン分の金額は自分の口座に振り込まれてはいますが
最近、上にある6名のうち1人の口座にお金が振り込まれていない事がありました。
(この方の月返済額が一番多い)

3.車屋の経営状況が悪い
相当、経営が厳しくて、上に書いた方の分を振り込む事が出来なくなったらしい。
少し待ってくれないかと社長から相談があったようです。
(その方は待ってくれという申し出を受け入れました)
この車屋さんは有限会社なのですが、この不景気で危ないらしく
来月辺りに有限会社としてはお店をたたむようなのです。
ただし、単なる個人のお店としては続けるとは聞いています。
(本当かどうかは現時点では分かりませんし、何より意味が分かりません・・・)
一括返済を要求しましたが、社長は余裕がなく無理と言っています
ただ、『一括は無理だけど、絶対に返す』とは言っています。

4.空ローン自体が違法行為に当たる為に、法的手段を取れない。
空ローンが違法(詐欺にあたる)で、ローン会社から空ローンと見抜かれた場合
自分も罪に問われる可能性があるという事は認識しています。
そういう事もあり、あまり大事(裁判など)にはしたくないのです。
空ローンの話を断らなかった自分にも非がある事は分かっています。

以上のように、不安でしょうがないのです。
今後その社長からローン分の金額の返済を確実なものにする法的な方法はあるのでしょうか?

・私が思う解決方法1
残債分の金額を一括して私が払い、ローン自体を終わらせてしまい
その分を単なる個人のお金の貸し借りにして借用書を書いて貰えば
最悪の場合は法的な手段を取れる事が出来るのではないかと思っています。
ただ現状はその分の貯蓄もないので厳しいです。(ローン、残り約80万ほどあります)

・私が思う解決方法2
この車屋さんの役員である社長の奥さんに事情を説明し返済を促す。
この車屋さんは有限会社で社長本人が代表で、奥さんが取締役として役員登録されています。
しかし実態は有限会社登録する為の登記上のみで、実際には役員としては全く関与していません。
(ちなみに、現在社員はいません。 前は1人いましたが辞めているので
社長1人で仕事しています。)

この事を奥さんが知っているかどうかは、奥さんに聞いた事がないので分かりません。
社長本人は聞いたところ、全部は知らないがある程度は知っているという曖昧な回答でした。
社長の奥さんとも話し合いたいのですが、社長は「嫁は関係ないから」と取り合ってくれません。

社長には言わずに、社長の奥さんにお金を返して欲しいと言えるのでしょうか?
そんな事したら、後で社長は逆上して話しがややこしくなりそうですが。

私を含め、同じ境遇の6名も不安で不安で・・・

長文で申し訳ないですが、よきアドバイスをお願いします。

30代/男性 | 日付:2009年5月15日(金) 00:35 JST | 閲覧件数: 10,201

ローンは自己責任です。 ローンと別個に債務確認書を作成されてはいかがでしょう。

松下 豊太郎

ご相談いただきありがとうございます。大変ですねの人生相談ではなく、相談者さんの立場の検証と、現状で対処可能な方法をご提案します。

(1)ローン会社との関係
ローン会社の契約相手はあくまで相談者さんで、ローン申し込みについては自己責任です。
従って、返済義務は相談者さんが負うことになります。

(2)車屋との関係
相談者を債権者、車屋の社長個人を債務者とした債務確認書を作成されるようお勧めします。
債務確認書は、当初の経緯には触れず、現在、誰が誰にいくらの金額をどのように返済するかを確認したという証拠書類です。

このようにして、ローン会社、車屋、購入者兼ローン契約者という三者間のショッピングローン契約と切り離し、別個に作成した証拠書類で、万一返済が滞った場合に備えるという手法です。

なお、裁判に勝っても「ない袖は振れぬ」、返済能力のないところから取立てはできないという課題があることも考慮に入れておく必要はあります。

相談文面からの回答です。不十分な点はご容赦下さい。また、具体的な債務確認書の作成については、個人情報を含む資料が必要となり、業務上の取扱となります。ご希望の場合は、プロフィールなどをご覧いただき、直接ご連絡下さい。

このプロに有料相談

回答日時:2009年5月15日(金) 10:52 JST

丁寧な回答ありがとうございます。

どうすればよいか全く分からなかったところで、光明が見えた感じがします。
これで全て解決という訳ではありませんが、社長と直接会って今後の事に備えた話をしてみます。

ありがとうございました!


| 30代/男性 | コメント投稿日:2009-05-15 |

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